川遊びや海水浴など、子供の頃の楽しい思い出は大人になっても心に残っていますよね。
川や海は無料で遊べる所も多く、子育て世代のお金の節約にも繋がります。
しかし毎年ニュースで水難事故が報じられているように、水辺では危険が伴います。
この記事では、ファミリーキャンプ歴10年以上の私が、川遊びや海水浴、湖畔などで子供が安全に楽しむための服装と持ち物を紹介します。
しっかりと準備して楽しい休日にして下さいね。
この記事で分かること
川遊び&海水浴に必要な子供の服装
川遊び&海水浴に必要な持ち物
川遊び&海水浴にあれば役立つ道具
持ち物リスト
川遊びや海水浴に必要な子供の服装とは?
海や川、湖畔などはプールに行く格好では溺れたり、ケガをします。
最悪の場合、取り返しのつかない事故になるので、準備はしっかりと行いましょう。
川遊びや海水浴に必要な服装は、
ライフジャケット、ラッシュガード、マリンシューズの3点セットは子供が安全に遊ぶ為には必須です。
安価な物でも結構ですので、必ず準備してあげてくださいね!
以下のアウトドアショップでは安価に販売されています↓
川遊びや海水浴でのライフジャケットの必要性とは?
まず、必ず必要なライフジャケットの紹介です。
警察庁の調査によれば、令和5年の中学生以下の水難者の合計は177人で、最も多いのが河川、次いで海となっています。
以下は警視庁の調査データを元にグラフ化した図です。
中学生以下の水難事故の8割以上が、河川や海で起こっています。
流れのある川では浮くことが難しく、小さい子供は膝位の水位(数十センチ)の浅い水深でも溺れるといわれています。
また、夏場は浅い川でも上流でゲリラ豪雨が降ると、あっという間に増水します。
国土交通省の調査によれば、河川で起こる水難事故のほとんどは、ライフジャケットを着用していれば防げた可能性があるとのこと。
ライフジャケット着用時と非着用では生存率にも大きな差があります。
川では、助けに行った大人も溺れることがあります。
子供の分はもちろんのこと、一緒に遊ぶパパやママの分も必ず準備しておきましょう。
ライフジャケットのポイント
・発泡スチロール製の安価な物で十分
・股の間に通す紐が付いている物を選択
子供はすぐに成長するので、我が家では安価な物を買ったり、フリマサイトで購入していました。
ただし、水中で頭からすっぽ抜けないように、股の間に通す紐が付いている物がおすすめです。
小さくなったものは、ママ友などに譲ってあげると喜ばれますよ。
遊漁船などで釣りをする場合や水上バイクに乗る場合は、国土交通省認証のライフジャケットが必要です。
※国土交通省認証のものは、目印として桜マークが付いています。
国土交通省認証の桜マークは、自動膨張式のライフジャケットや、テレビなどでよく見るオレンジ色の救命胴衣に付いています。
素足やサンダルでは危険!足のケガを防ぐマリンシューズ
子供に多いのが手や足のケガです。
川遊びや海水浴ではマリンシューズも必須です。
ビーチサンダルのここが×
・歩きにくく転ぶ
・川に流される
・足の指を石に引っかけてケガをする
ビーチサンダルは川に流されやすく、足の指を石に引っかけてケガしやすいため、おすすめしません。
転んで溺れることにも繋がります。
クロックスサンダルも隙間から小石が入ってきて痛いですし、つまづいて転びやすいです。
子供の安全のため、マリンシューズもぜひ準備してあげてくださいね。
安いものは靴底が薄くて歩きにくいですが、ケガ防止には十分役立ちます。
高価なマリンシューズは靴底がしっかりしており、河原などを歩きやすいです。
ネットショップはサイズも豊富で安価に購入できておすすめです。
重要!
海水浴や川遊びをする際には、手足の爪をしっかり切っておくことも大切です。
ふやけた爪が、石や岩などに引っかかってケガをします。
ラッシュガードはケガや虫刺され防止、保温に必要
ラッシュガードの役割
・虫刺され防止
・擦り傷防止
・日焼け防止
・保温
海や川、湖畔ではアブやブヨ、ヤマビルなど厄介な虫が生息しています。
虫刺されや擦り傷などのケガ防止の為、ラッシュガードも必要です。
前腕まで守ってくれる長袖のタイプがおすすめです。
また、水中ではラッシュガードを着ていた方が暖かいです。
子供は身体が冷えやすいので、そういう意味でもラッシュガードは必須です。
最近では、小学校の行事でも必要になるところが多いです。
無駄のないよう、数年着れるように少し大きめのサイズを購入するようにしましょう。
ピッタリ着るタイプが、水中でも動きやすいのでおすすめです。
女の子は水着の上から着るので、ジップアップのものが着やすいです。
男の子でもジップアップで問題ありませんが、ピッタリ着るタイプよりも少し動き辛いです。
ボトムのトレンカは水着の上に着ても、下に着てもどちらでもかまいません。
スクール水着や競泳用の水着の場合は、水着の上にトレンカを着た方が脱ぎ着しやすいです。
ズボンタイプの水着であれば、水着の下にトレンカを着ます。
ママ用には、
ユニクロのエアリズムメッシュパーカーがラッシュガード替わりになる。
ユニクロで子供に代用できるラッシュガードは私の知る限り、残念ながらありません。
ラッシュガードに合わせる水着とは?
男の子の場合は半ズボンタイプ。
女の子の場合も半ズボンのセパレートタイプの方がトイレに行きやすくておすすめです。
ネットショップではラッシュガードとセットになったお買い得商品もあります。
スクール水着や競泳用の水着の場合は、水着の上にラッシュガードを着ましょう。
水着を着ないでラッシュガードのみの着用は、形がはっきり分かるので、さすがに恥ずかしいです。
熱中症、日焼け対策の帽子は化繊素材がおすすめ
青空の下での海水浴や川遊びは楽しいですが、熱中症のリスクがあります。
特に、子供は肌がデリケートで、体力も十分ではないため、日焼けや熱中症になりやすい傾向があります。
日除けの帽子を着用することで、直接的な日差しを避け、日焼けや熱中症のリスクを軽減させることができます。
また、帽子を着用することで、目の疲れや眩しさも軽減され、快適な水遊びができます。
帽子は綿(コットン)素材ではなく、濡れても乾きやすい化繊素材(ポリエステル)がおすすめ!
帽子だけでなく日焼け止めも併せて準備することで、より効果的な日焼け対策ができます。
アウトドア用品は、他のネットショップでも安価に購入できるので是非チェックしてみてくださいね。
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川遊びや海水浴に必要な道具と役立つ道具
川遊びや海水浴などのアウトドアでは、日焼けや虫刺され、ケガなどのトラブルに予め備えておく必要があります。
ここでは、川遊びや海水浴に必要な道具、あれば役立つ道具を紹介します。
川遊びや海水浴に必要な道具
川遊び・海水浴に必要な道具
・日焼け止め
・ホイッスル
・救急セット
・スマホケース
私が必要と感じている道具を紹介します。
デリケートな子供の肌に必要な日焼け止め
日焼け止めを使用することで、日焼けやシミのリスクを軽減することができます。
特に子供の皮膚は敏感なので、できるだけ肌に優しい、高SPFの日焼け止めを選ぶと良いです。
また、水に強いタイプの日焼け止めを使用することで、水遊びや水中での活動中も効果が持続します。
日焼け止めは、ラッシュガードで防ぐことができない、顔、首などの露出部分を重点的に保護しましょう。
海水浴用の際は、海水浴用の日焼け止めがクラゲ予防にもなるのでおすすめです。
助けを呼ぶためのホイッスル
海や山などで活躍する多くのアウトドア協会でも、ホイッスルは必須アイテムとして指定しています。
重要
子供は海や川で溺れた時、大声で叫ぶことはできません。
緊急時はホイッスルの方が、大声で叫ぶよりも素早く、遠くまで届きます。
キャンプ場や山中で迷子になった際や、知らない大人に声をかけられた際など、大声で叫ぶよりもホイッスルの方が遠くまで聞こえます。
ホイッスルは、海水浴や川遊びだけでなく、アウトドアでは常に身に着けておきたいです。
私も登山や釣りの際には必ず携帯しています。
アウトドア用のホイッスルの特徴
・水が入ってもつまらない
・遠くまで聞こえる
アウトドア用のホイッスルは、中に玉が入っていないので、水が入っても詰まることがなく吹くことができ、かなり遠くまで聞こえるように作られているのが特徴です。
私の場合、100均のカラビナを別途購入して取付けています。
海や川では水着に取付け、登山の時はバックパックに取付けています。
緊急時は躊躇せず、ホイッスルを吹くように子供と練習しておきましょう。
応急処置に必要な救急セット
トゲが刺さった時の毛抜きやキズテープなどがそろった、携帯用の救急セットです。
我が家では後述するポイズンリムーバーと一緒に携帯しています。
ポイズンリムーバー入りのセットがおすすめです。
ケガをした際、すぐに病院に受診できるよう、保険証も携帯しておきましょう。
救急セットは、キャンプや川遊び、旅行の際など、いざという時に役立つので、1セット準備しておくと良いでしょう。
水遊びに必須の浮くタイプの防水スマホケース
スマホは防水でも、水中に落として沈んでしまったら使えません。
最近のスマホは防水ですが、水着のポケットに入れると、水中に沈んでしまうリスクがあります。
緊急時、焦っている中で、水面に浮きながらポケットからスマホを出して、水中に落とすことなく電話をかけるのは至難の業です。
防水で浮くタイプのスマホケースがあれば、水場でも安心して持ち運ぶことができます。
カメラ部分が透明になっているので、ケースに入れたまま写真を撮ることができます。
水遊びのアウトドアでは必須アイテムです。
川遊び・海水浴にあれば役立つ道具
川遊び・海水浴にあれば役立つ道具
・ポイズンリムーバー
・虫よけ
・軍手
・水中スコープ
・ペットボトルもんどり
・折りたたみバケツ
・ポップアップテント
・キャリーワゴン
・カメラ
川遊びや海水浴が、より安心・便利に楽しめるようになる、おすすめのアイテムを紹介します。
毒の応急処置に必要なポイズンリムーバー
ポイズンリムーバーは、ブヨや蜂などに噛まれたときに、患部にあてて吸引する道具です。
噛まれた傷口はすぐにふさがってしまうので、なるべく早く吸引します。
救急セットに一緒に入れておきましょう。
川や海におすすめの虫よけ対策
川や海、湖畔などは色々な虫が生息しています。
ブヨやアブ、蚊などを寄せ付けないことで快適に過ごせます。
おすすめは、超強力蚊取り線香「パワー森林香」です。
虫嫌いキャンパーは必ずと言ってよいほど使用しています。
通常の蚊取り線香よりも強力で、レジャーシートの四隅に置くと効果抜群です。
また、場所によってはヒル(ヤマビル)が生息してます。
サンダルで草むら等に入ると、知らない間に足などに嚙みついて吸血します。
ヤマビルが生息する川では、ネットやSNSなどで多くの情報が流れているので、近づかないようにしましょう。
手のケガを予防する軍手
川遊びや海水浴など、岩場が多い時に役立つのが軍手です。
特に海では牡蠣殻などで手をケガするので、磯遊びをする際は必須です。
川でも、サワガニなどを捕まえて触る時に便利ですよ。
水の中が見える水中スコープ
顔を浸けなくても水中が観察できるスコープです。
虫取り網とセット使うと最適です。
子供は大喜びで、夏休みの自由研究にも良いですよ。
魚が獲れる【ペットボトルもんどり】
ペットボトルもんどりは、餌を入れて川に沈めておくだけで、面白いほど魚が獲れる漁具です。
簡単に自作できるので、自由研究などにもおすすめの道具です。
【ペットボトルもんどり】の作り方はこちらの記事で解説しています↓
何かと便利な折りたたみバケツ
折りたたみバケツがあると、泥の付いたマリンシューズなどを分けて入れる際に、防水バックより便利です。
魚を捕まえたときにも役立ちます。
かさばらないので収納しやすく、一つあれば何かと役に立ちます。
プライバシーを確保するフルクローズのポップアップテント
フルクローズになるポップアップテントは、拠点の日除け対策や盗難防止に役立ちます。
周りからの目を遮って、プライベート空間を作れるので快適性が向上します。
着替えの時にも便利です。
道具の持ち運びに便利なキャリーワゴン
キャリーワゴンがあれば、駐車場から離れた場所に移動する際にとっても便利です。
バーベキュー道具などは重量もあり、何度も往復するとなると、それだけで疲れてしまいます。
キャリーワゴンがあれば、一度にたくさんの重たい荷物を運べるようになります。
少し高価ですが、川遊びや海水浴だけでなく、キャンプや公園で遊ぶ時にも役に立つので、この先もアウトドアで楽しむ予定なら、買っておいて損のないアイテムです。
思い出を残すカメラ
子供が大きくなるのは早いもので、成長の記録はできるだけ多く、綺麗に残してあげたいですよね。
スマホカメラでも良いですが、一眼カメラがあればより綺麗に写真や動画に残すことができます。
最新のカメラは高価ですが、古い中古の一眼カメラでも、写真を撮るだけであれば十分な性能なのでおすすめです。
中古の一眼カメラの選び方はこちらの記事で紹介しています↓
川遊びや海水浴の道具リスト
子供の安全のためには、ラッシュガードやライフジャケットなどの服装の準備や、救急セットや緊急ホイッスルなどの道具の準備も必要です。
そのほか、水中スコープや折りたたみバケツなどがあれば役立ちます。
川遊び・海水浴の道具リストです。
衣類・タオル類 | ||
---|---|---|
水着(上下) | ラッシュガード(上下) | ライフジャケット |
帽子 | マリンシューズ | バスタオル |
着替え | 軍手 |
道具類 | ||
---|---|---|
救急セット | スマホケース | 日焼け止め |
緊急ホイッスル | 保険証 | 虫よけ |
折りたたみバケツ | ゴーグル | 水中スコープ |
浮き輪 | カメラ | 虫取り網 |
キャンプ用品 | ||
---|---|---|
レジャーシート | ポップアップテント | キャリーワゴン |
バーベキューセット | クーラーボックス | 昼食・飲み物 |
折りたたみチェア | 空気入れ |
おすすめのアクティビティの予約方法とは?
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
アウトドアで大切なお子様にケガがないよう、しっかりと準備して楽しみましょう。
他にもアウトドアに関する記事を書いています。合わせて読んで頂けると嬉しいです。
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