川遊びや海水浴など、夏休みの楽しい思い出は大人になっても心に残っており、子供にも同じ経験をさせてあげたいと思いますよね。
川は無料で遊べる所も多く、お金の節約にも繋がります。
しかし毎年ニュースで水難事故が報じられているように、水辺では危険が伴います。
自然を甘くみては絶対にいけません。
今回は、川遊びや海水浴、湖畔などで子供が安全に楽しむための服装と持ち物を紹介します。
しっかりと準備して楽しい休日にして下さいね。
川遊び、海水浴で必要な服装
川遊び、海水浴に必要な持ち物
川遊びや海水浴にあれば役立つ道具
川遊びや海水浴の子供の服装
海や川、湖畔などではプールに行く格好では溺れたり、ケガをします。
最悪の場合、取り返しのつかない事故に繋がりますので、準備はしっかりと行いましょう。
川遊びや海水浴に必要な服装は、
- ライフジャケット
- マリンシューズ
- ラッシュガード上下
- 水着
- ※帽子(顔を浸けない場合)
ライフジャケット、ラッシュガード、マリンシューズの3点セットは子供が安全に遊ぶ為には必須です。
安価な物でも結構ですので、必ず購入してあげてくださいね!
ライフジャケット
日本語で言う救命胴衣です。
水難事故のほとんどがライフジャケットを着けていなかったために起きています。
国土交通省の調査では、ライフジャケット着用時と非着用では生存率にも大きな差があるそうです。
さらに船舶からの転落では、死亡率に3倍以上の差があります。
小さい子供は膝位の水位(数十センチ)の浅い水深でも溺れるといわれています。
また、夏場は浅い川でも上流でゲリラ豪雨が降ると、あっという間に増水します。
水辺で遊ぶなら絶対に必要な物です。
繰り返しますがライフジャケット無しで、海や川で遊んでは絶対にいけません。
保護者として必ず用意してあげてくださいね。
ライフジャケットは発泡スチロール製の安価な物で良いですが、水中で頭からすっぽ抜けないように、股の間に通す紐が付いている物がおすすめです。
年齢に合わせて、安価な物を買い替えて使用すると良いです。
不要になったものはフリマサイトなどで販売すると無駄がないですね。
遊漁船などで釣りをする場合や水上バイクに乗る場合は、国土交通省認証のライフジャケットが必要です。
国土交通省認証のものは、目印として桜マークが付いています。
国土交通省認証の桜マークは、自動膨張式のライフジャケットや、テレビなどでよく見るオレンジ色の救命胴衣に付いています。
マリンシューズ
子供に多いのが手や足のケガです。
川遊びや海水浴ではマリンシューズも必須です。
サンダルは歩きにくく、川に流されたり、岩や石で足をケガをします。
特にビーチサンダルは流されやすく、足の指もケガしやすいため、おすすめしません。
転んで溺れることにも繋がります。
クロックスも隙間から小石が入ってきて痛いですし、つまづいて転びやすいです。
子供の安全のため、マリンシューズはぜひ購入してあげてくださいね。
すぐに足が大きくなるので、我が家では安価な物を2年に一回買い替えていました。
安いものは靴底が薄く歩きにくいですが、ケガ防止には十分だと感じています。
高価なマリンシューズは靴底がしっかりしており、河原などが歩きやすいです。
ネットショップはサイズも豊富で安価に購入できておすすめです。
その他、重要なポイントとして、海水浴や川遊びをする際には、手足の爪をしっかり切っておくことも大切です。
ふやけた爪が、石や岩などに引っかかってケガをします。
ラッシュガード上下
海や川、湖畔ではアブやブヨ、ヤマビルなど厄介な虫が生息しています。
虫刺されや擦り傷などのケガ防止の為、ラッシュガードも必須です。
前腕まで守ってくれる長袖のタイプがおすすめです。
また、水中ではラッシュガードを着ていた方が暖かいです。
子供は身体が冷えやすいので、そういう意味でもラッシュガードは必須です。
最近では、小学校の行事でも必要になるところが多いです。
無駄のないよう、数年着れるように少し大きめのサイズを購入するようにしましょう。
ピッタリ着るタイプが、水中でも動きやすいのでおすすめです。
女の子は水着の上から着るので、ジップアップのものが着やすいです。
男の子でもジップアップで問題ありませんが、かぶりタイプよりも少し動き辛いです。
ボトムのトレンカは水着の上に着ても、下に着てもどちらでもかまいません。
水着
男の子の場合は半ズボンタイプ。
女の子の場合も半ズボンのセパレートタイプの方がトイレに行きやすくておすすめです。
スクール水着や競泳用の水着の場合は、水着の上にラッシュガードを着ましょう。
水着を着ないで、ラッシュガードのみの着用は、形がはっきり分かるので、さすがに恥ずかしいです。
川遊びや海水浴に必要な持ち物
川遊びや海水浴などのアウトドアでは、日焼けや虫刺され、ケガなどのトラブルに予め備えておく必要があります。
- 日焼け止め
- ホイッスル
- 救急セット
- ポイズンリムーバー
- 虫よけ
- 携帯ケース
- 保険証
その他、軍手、バスタオル、防水袋、折りたたみバケツ。
日焼け止め
小さな子供には低刺激の日焼け止めがおすすめです。
海水浴用の際は、海水浴用の日焼け止めがクラゲ予防にもなるのでおすすめです。
日焼け止めは、ラッシュガードで防ぐことができない顔や首などに塗ります。
顔を浸けない場合は帽子もあると良いですね。
ホイッスル
海や山、川遊びなどのアウトドアシーンでは、ホイッスルも必要です。
海や山などで活躍する多くのアウトドア協会でも、ホイッスルはマストアイテムとして指定しています。
子供は海や川で溺れた時、息をするのに精一杯で大声で叫ぶことはできません。
また、キャンプ場や山中で迷子になった際や、知らない大人に声をかけられた際など、大声で叫ぶよりもホイッスルの方が遠くまで聞こえます。
すぐに吹ける位置に取付けられるものがよいです。
私の場合、100均のカラビナを別途購入して取付けています。
海や川ではライフジャケットに取付け、登山の時はバックパックに取付けています。
緊急時は躊躇せず、ホイッスルを吹くように子供と練習しておきましょう。
救急セット
トゲが刺さった時の毛抜きやキズテープなどがそろった、携帯用の救急セットです。
キャンプや川遊びなど、いざという時に役立ちます。
我が家では後述するポイズンリムーバーと一緒に携帯しています。
安価なセットがおすすめです。
ポイズンリムーバー
ブヨや蜂などに噛まれたときの応急処置です。
患部にあてて吸引する道具です。
噛まれた傷口はすぐにふさがってしまうので、なるべく早く吸引します。
救急セットに一緒に入れておきましょう。
虫よけ
川や海、湖畔などは色々な虫が生息しています。
ブヨやアブ、蚊などを寄せ付けないことで快適に過ごせます。
超強力蚊取り線香「パワー森林香」です。
虫嫌いキャンパーは必ずと言ってよいほど使用しています。
レジャーシートの四隅に置くと最強ですよ。
川遊びではヤマビルが天敵です。
サンダルで草むら等に入ると、知らない間に足などに嚙みついて吸血します。
「ヒルジン」という成分をだして、血液を固まらなくして吸血します。
予防には「ヒル下がりのジョニー」が有名ですね。
防水スマホケース
海水浴や川遊びで防水で浮くタイプのスマホケースが役に立ちます。
最近のスマホは防水ですが、水中に沈んでしまいます。
緊急時、水面に浮きながらポケットからスマホを出して、水中に落とすことなく電話をかけるのは至難の業です。
浮くタイプのスマホケースは、海や川で落としても水面に浮くので安心して使うことができます。
釣りなど水遊びのアウトドアでは必須アイテムです。
保険証
万が一ケガをした際、すぐに病院に受診できるよう、子供の保険証も携帯しておきましょう。
アウトドアだけでなく、レジャーや旅行時には必須です。
その他
【軍手】
川遊びや海水浴など、岩場が多い時に役立つのが軍手です。
特に海では牡蠣殻などで手をケガしますので、磯遊びをする際は必須です。
川でも、サワガニなどを捕まえて触る時に便利ですよ。
【バスタオル】
バスタオルは大きめの物が更衣室の無い川では便利です。
【防水袋】
濡れた水着を入れる袋も忘れずに持っていきましょう。
【折りたたみバケツ】
折りたたみバケツがあると、濡れたマリンシューズを入れたり、魚を捕まえたりしたときに便利ですよ。
アクティビティの予約
必要な道具ではないですが、我が家では有料のアクティビティを予約する場合、「じゃらん遊び・体験」で予約しています。
割引クーポンがもらえて、通常よりかなりお得に楽しむことができます。
是非チェックしてみてください↓
最後まで読んで頂きありがとうございます。
アウトドアで大切なお子様にケガがないよう、しっかりと準備して楽しみましょう。
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