今回は我が家が使用している黒皮鉄板(くろかわてっぱん)を紹介したいと思います。
キャンプやバーベキューなどのアウトドアで大活躍の黒皮鉄板ですが、実は家庭料理にもおすすめです。
鉄板で焼いたお肉や焼きそば、お好み焼きなどはとても美味しいですよね。
我が家ではホットプレートの代わりにこの黒皮鉄板を使用しています。
極厚の黒皮鉄板は熱伝導率と蓄熱性が高く、家庭でもこの鉄板で調理することで料理がとてもおいしく出来上がります。
ガスコンロはもちろん、IHクッキングヒーターにも使用できます。
(使用は自己責任でお願いします。)
黒皮鉄(くろかわてつ)とは?
極厚の黒皮鉄板のメリット、デメリット
我が家の黒皮鉄板の使い方
黒皮鉄(くろかわてつ)とは?
鉄を1200℃程度に加熱し、鉄板を製造していく過程でできる酸化皮膜をまとった鉄のことです。
熱により酸化鉄になった黒皮鉄は錆びを防止する効果があります。
また、黒皮鉄の表面には小さな凹凸がたくさんあるため油なじみがとても良く、鉄板やフライパン、中華鍋などに使用されています。
スノーピークやユニフレームなどのアウトドア鉄板やスキレットなどもこの黒皮鉄板が使用されています。
極厚黒皮鉄板の特徴
家庭用のホットプレートと比べて極厚黒皮鉄板のメリット、デメリットを紹介したいと思います。
極厚黒皮鉄板のメリット
2.蓄熱性が高い
3.料理が美味しくで出来上がる
4.寿命が長い
5.ワイルド感がある
1.熱伝導率が高い
黒皮鉄板は熱伝導率が高く鉄板全体に熱が回りやすいです。
弱火での調理も得意です。
2.蓄熱性が高い
極厚の黒皮鉄板は蓄熱性が高く冷めにくいです。
熱伝導率が高いということは冷めやすいとも言えますが、鉄板を分厚くすることで黒皮鉄板は熱伝導率と蓄熱性を兼ね備えた調理器具になります。
3.料理が美味しく出来上がる
ホットプレートと比べて、鉄板焼き料理がとても美味しく仕上がります。
100Vの電源で動くホットプレートは最大でも1400W程度しかなく、家庭用ガスコンロや一般的なIHクッキングヒーターよりも非力です。
しかも鉄板の薄さも相まって電熱線の入っている所とそうでない所の熱の回りも全然違います。
火力を最大にしているのに食材が蒸れたようになってしまったり、表面すらきちんと焼けずに肉汁が外に出てしまったりします。
美味しく仕上げたいなら、ホットプレートよりも家庭用ガスコンロやIHクッキングヒーターとフライパンで調理した方が美味しく仕上がります。
4.寿命が長い
鉄を圧延加工しているため丈夫で衝撃や急激な温度変化にも強いです。
フッ素コーティングなどがされておらず、包丁やコテなども問題なく使用できます。
メンテナンスをすれば長く使用できます。
5.ワイルド感がある
極厚の黒皮鉄板は重量感があり迫力満点で男心をくすぐります。
アウトドアはもちろん、家庭で使いこなすができるとカッコいいこと間違いなしです。
極厚黒皮鉄板のデメリット
2.錆びる
3.鉄板全体が熱くなる
4.手入れが必要
5.焦げ付きやすい
6.食卓で調理できない
我が家の黒皮鉄板は4.5mm厚で約7㎏あります。
6mmや9mmになると10㎏を超える重さになるため扱いが大変です。
足の上に落としでもしたら骨折間違いなしです。
ホットプレートも重たいですが、鉄板部分が取り外せるため扱いは簡単です。
使用後は基本的に洗剤を使用せずタワシで汚れを落とします。
油膜が剥がれてしまうと錆びるので、洗剤で洗った場合や長期間保存する場合はサラダ油などでコーティングする必要があります。
ホットプレートと違い、持ち手の部分まで高温になります。
また鉄板部分が露出しているため火傷に注意が必要です。
黒皮鉄板は使い始める前にシーズニングと呼ばれる、錆止めコーティングを焼き切る作業が必要になります。
この作業をしないと焦げ付きます。
黒皮鉄板に限らず鉄製のフライパンを使用する際は必ず油慣らしが必要です。
油慣らしとは、調理を始める前に鉄板に油をひいて煙がでてくるまでしっかりと熱することです。
そうすることで鉄板と食材の間に油の皮膜ができ、引っ付きにくくなります。
この油慣らしがしっかりできていないと焦げて引っ付きます。
6.食卓で調理できない
黒皮鉄板の一番のデメリットと思います。
ホットプレートのように鉄板を家族みんなで囲んで食事ができません。
コンロで調理をした後に食卓に並べる必要があります。
我が家の極厚黒皮鉄板
我が家で愛用している黒皮鉄板です。
横500mm、縦280mmの大きさです。
厚みは4.5mmあり重さは約7㎏あります。
エッジの部分は職人さんによる曲げ加工が施されています。
取っ手の部分はしっかりと溶接されており、重い鉄板もしっかりと持てるようになっています。
我が家は厚さ4.5mmを使用しています。
この厚さ4.5mmというのはロッジのスキレットなどと同等の厚みで、十分美味しく調理できています。
我が家の黒皮鉄板は、
「現場屋さん楽天市場店」で購入しました。
サイズ500×300mm以下 厚さ4.5mm | 4433円 |
送料 | 880円 |
合計 | 5313円 |
厚さ3.2mm、4.5mm、6mmの中から選択でき、サイズはオーダーメイドできます。
一万円を超えるような商品も多い中、非常に安価でした。
長方形サイズ 焼肉鉄板 BBQ バーベキュー鉄板 極厚 オーダーサイズ 御指定のサイズにて製作します。厚さ4.5ミリ 焼面サイズ500ミリ×300ミリ以下 重量 約7.7kg以下
我が家の黒皮鉄板の使い方
我が家ではホットプレートの代わりに黒皮鉄板を使用しています。
キッチンのコンロを使用して調理を行い、鉄板のまま食卓に運んでいます。
黒皮鉄板の使い分け
ホットプレートで作る代表的な料理と言えば、
・焼きそば
・餃子
・焼き肉
・すき焼き etc
このうち我が家では、
ダイニングで調理する必要のない
お好み焼き、焼きそば、餃子など → 黒皮鉄板を使用
キッチンで調理して、そのまま食卓へ運びます。
ダイニングで調理する必要がある
焼き肉、すき焼きなど → カセットコンロ + スキレットを使用
家族で囲んで食事をするような場合は、カセットコンロとスキレットを使用しています。
焼き肉はダイニング調理すると煙が部屋に充満するので、基本的には庭でバーベキューをしています。
家庭用コンロでの使い方
我が家のキッチンはIHクッキングヒーターです。
IHクッキングヒーターで使用していますが今の所なんのトラブルも起きていません。
実家のガスコンロでも使用しましたが問題なく使用可能でした。
オーダーメイドでピッタリのサイズにカットしてもらいました。
使い方は基本的にホットプレートと同じです。
フッ素コーティングはされていませんので、必ず油慣らしを行ってから調理します。
片方で焼きながら片方は保温に使ったり、鉄板全体で炒め物に使ったり、とても便利です。
フライパンと違って広く使えるのでとても調理しやすいです。
家族4人分の焼きそばやチャーハンを調理するとなると、フライパンでは最低でも2回以上調理する必要がありますが、これなら1回で調理でき時間の節約にもなります。
蓄熱性にも優れているため、このまま鍋敷きを敷いて食卓に並べます。
丈夫なので憧れのコテや包丁もそのまま使用できます。
まるで本格的なお好み焼き屋さんや鉄板焼き屋さんに来たようです。
アツアツのまま食べるお好み焼きやチャーハンは最高に美味しいです。
美味しい鉄板焼き料理を食べたい方には是非おすすめです。
長方形サイズ 焼肉鉄板 BBQ バーベキュー鉄板 極厚 オーダーサイズ 御指定のサイズにて製作します。厚さ4.5ミリ 焼面サイズ500ミリ×300ミリ以下 重量 約7.7kg以下
我が家では今回ご紹介した黒皮鉄板やスキレットなどの他にも鋳物(いもの)の調理器具を使用しています。
我が家の調理器具の紹介はこちら↓

最後まで読んで頂きありがとうございます。
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