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レンタルボートで釣りをしよう。メリットとデメリットを解説。

アウトドア節約術

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昨今のアウトドアブームの中、休日には河川や湖、防波堤などで大勢の人達がバスフィッシングや海釣りを楽しんでいますね。

タイラバやジギングなどの乗合船も人気が出ているようです。

 

そんな人気沸騰中の釣りですが、人が多いだけに、陸っぱりや波止釣り、乗合船でストレスを感じている人も多いのではないでしょうか?

今回はレンタルボートでの釣り歴20年以上の私が、レンタルボートで釣りをするメリットとデメリットを解説します。

バスフィッシングや海釣り、これまでの様々な釣り経験から得た結論です。

 

釣りが趣味なら小型船舶免許を取得し、レンタルボートで釣りをすることをおすすめします。

レンタルボートは自由に釣りができて費用も節約できます。

釣れた時の達成感も乗合船とは一味も二味も違います。

 

自分で操船して高級魚が釣れた日は最高の思い出になります。

この記事はこんな人におすすめ
・釣りが大好き
・釣りの費用を節約したい
・自由に釣りがしたい
・レンタルボートのメリットが知りたい
・レンタルボートのデメリットが知りたい
 
【レンタルボートでのジギングやタイラバのやり方】の記事はこちら↓
【スーパーライトジギングにおすすめなタックルや代用品】の紹介しています↓
 
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船舶免許を取得してレンタルボートで釣りを始めたきっかけ

私が船舶免許を取得したのは20年程前になります。

当時、バスフィッシングをメインで楽しんでいた私は、陸っぱりの釣りに限界を感じていました。

桟橋や杭などの障害物(ストラクチャー)を狙って釣りをするルアーフィッシングでは、先にポイントに入られていると、その場所で釣れる確率は激減してしまいます。

20年前でも、週末は朝早くから我先にとポイント争奪戦が起きているのが現状でした。

 

釣りに出かけたら絶対に釣りたいと思う性格の私は、遠出して人の少ない野池を探すようになりましたが、人気が出てきているバスフィッシングではそれも限界がきました。

 

そんな中、どうにかバスフィッシングを楽しみたいと考えたのが琵琶湖でのレンタルボートでした。

当時は2馬力艇が無く手漕ぎボートでしたが、大勢の人に悩まされることはなくなりました。
※釣果はイマイチでしたが…

ただ、手漕ぎボートでは夏が非常に辛いこと、移動に時間がかかってしまうこと、移動できる範囲が狭いことがデメリットでした。

 

そこで「小型船舶免許4級(現在の2級)」の取得を決心しました。

 

小型船舶免許を取得してからはストレスが激減し、念願の60cmup(ロクマル)も釣ることができました。

 

現在は海釣りがメインに移行しましたが、海のレンタルボートもメリットがたくさんあります。

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レンタルボートで釣りをするメリット

レンタルボートで釣りをすると、どのようなメリットがあるのがを解説します。

  1. 自由に釣りができる
  2. 時間の束縛がない
  3. 費用が節約できる
  4. 達成感が高い
  5. 休日でも混雑しない

自由に釣りができる

レンタルボートの一番のメリットは自由に釣りができることです。

休日の河川や湖、波止場は大勢の人で釣り場を探すのも大変ですが、レンタルボートで湖や海に出てしまえば自由に釣り場を選ぶことができます。

 

また、乗合船では釣り方が決まっていたり、おまつりを避けるために仕掛けの重さも決まっていたりします。

 

私の乗合船の経験で、仕掛けも入れるタイミングも皆全く同じ。

ただただ機械のように釣らされる乗合船がありました。

ちょっとでも入れるのが遅いと怒られるし、巻き上げてないのに移動する乗合船の船長。

こんな乗合船は二度と利用したくないと思いました。

 

レンタルボートでは、一緒に行くメンバーである程度はそろえる必要がありますが、ルアーでも銅付き仕掛けでも、何をしても自由です。

釣れない日はのんびりクルージングも良いですね。

穏やかな日はロケーションも最高で、釣れなくても癒されます。

 

知った仲間と行くことが多いので気を使うことも減ります。

時間の束縛がない

レンタルボート店にもよりますが、大抵の店は時間も自由です。

日の出から出れる所が多いですが、朝が弱い私はだいたい遅めにスタートしています。

また、潮のタイミングに合わせてスタートしたり、帰ったりすることもできます。

 

大漁の日は午前中で終えることもありますし、釣れない日は夕方まで粘る日もあります。

その時々の状況に合わせることができるのは非常にメリットが高いです。

 

身体の調子が悪い仲間がいる場合、車に戻って休憩してもらうことも自由にできます。

調子が戻ってから電話してもらえればまた迎えに行けます。

船釣りの費用が節約できる

乗合船(一日)の場合、私の住む近畿地方では一人当たり8000円~1万3千円程度が相場です。

人数にもよりますが、レンタルボートを利用すれば一人当たり5000円〜6000程度の費用で済みます。

交通費や食料を合わせても1万円あれば十分おつりがきます。

私はよく3人で和歌山県の印南に釣りに行きますが、一人当たり交通費合わせて7000円程です。

和歌山県印南のレンタルボートはこちらの記事で紹介↓

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乗合船で釣りをするより費用の節約になります。

長く釣りをするなら、小型船舶免許取得しても十分に元が取れますね。

 

ヤマハのマリンクラブに入れば、大型のプレジャーボートをレンタルできたり、釣りができる地域も増加します。

年会費が必要なので私は利用していませんが、マイボートを所有するよりは断然安くつくので、余裕のある方は利用されてもよいですね。

 

ちなみに京都の舞鶴にある「BAY BLUE」は年会費無しで比較的安価に大型のプレジャーボートがレンタルできます。

BAY BLUEのホームページはこちら

釣りだけでなく天橋立や伊根の舟屋などのクルージングもできます。

ただ、営業時間が9時からと遅いのが難点です。

釣れた時の達成感が高い

レンタルボートの釣りではポイントを探すのは自分です。

魚探やアプリなどを使って、自分だけのポイントを見つけて大物を釣ることができた時の達成感は「釣らせてくれる」乗合船とは別物です。

大物や高級魚が釣れることも多々あります。

大人一人が一日中遊んで7000円程度。

しかもお土産付きとなると家族も喜びますよ。

写真は47㎝の甘鯛です。

慣れればポイントも分かって釣果も上がりますし、釣れない時も自分の責任として納得できます。

長年やっていると分かりますが、良いポイントなら釣れる日は誰がやっても釣れるし、釣れない日はベテランでも釣れません。

 

乗合船では周りの高級な釣り道具とついつい比べてしまいがちですが、レンタルボートでは友人と比べる程度です。

また、私が使用している道具は安物ばかりです。

それなりの道具を使用していれば、釣果にはほとんど影響しないと考えています。

※写真の甘鯛には高級なTGベイトが付いてるじゃないか。と思った方はさすがです。
このTGベイトは廃盤モデルを半額で購入したもので、今でも大切に使用しています。

 

レンタルボートの釣りに必要な持ち物はこちらの記事で紹介しています↓

 

休日でも混雑しない

私が小型船舶免許を取得したきっかけは、混雑した釣り場を避けたいことでした。

土日祝の休日でも琵琶湖などの湖や広大な海ではポイントもたくさんあるし、人もあまり集中しません。

逆に人が少ないので心細く思う時があるほどです。

ただ、ダムや川で縦のストラクチャーを狙うような釣りは、ポイントの数に限りがあるので、レンタルボートに乗っていても争奪戦になります。

また、縦のストラクチャーを狙う釣りは2人が限界で、3人が同じボートに乗って釣りをするには無理があります。

昔、友人に誘われて3人で池原ダムに行きましたが、まともな釣りになりませんでした。

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レンタルボートで釣りをするデメリット

レンタルボートでの釣りはメリットが多いですが、デメリットもたくさんあります。

デメリットも知ったうえで小型船舶免許を取得しましょう。

  1. 小型船舶免許が必要
  2. 船が小さい
  3. 魚探が付いていない
  4. 釣りに出れない日が多い
  5. 船長は疲れる
  6. レンタルボートのショップが少ない
  7. すべて自己責任

小型船舶免許が必要

レンタルボートで釣りをするにあたって、一番のデメリットが小型船舶免許を取得しなければならないことです。

小型船舶免許の取得は10万円程度の費用と、2日間の教習、学科と実技試験の計3日が必要です。

2馬力以下の船外機では免許が不要ですが、レンタルボート料金が上のクラスとほとんど変わりませんし、何より2馬力では移動できる範囲が狭いため釣果に影響します。

 

少し面倒ですが、2日間の教習で一生ものの免許が取得できるのですから、釣りが趣味なら取得して損はありません。

10万円の費用も、高額な釣り道具を買うことを思えば費用対効果は抜群です。

私が取得したのは4級船舶(現在の2級船舶)で陸から5海里(約9㎞)までの距離限定です。

たった9㎞と思うかもしれませんが、陸から9㎞沖にでると正直怖い程です。

空気が淀んでいる日は陸も見えません。

レンタルボートで釣りを楽しむ分には小型2級船舶で十分です。

 

現在の2級船舶では、特殊(ジェットスキーなど)と特定(旅客船など)は別途、免許取得が必要です。

釣船が小さい

小型船舶免許を取得していれば、もちろん大型のバスボートやプレジャーボートもレンタル可能です。

ただ、費用が高額になるので、一般市民が頻回に釣りに行くとなると、小型の漁船になりますね。

私が利用するレンタルボート店の船の大きさは19フィート(約5.6m)~23フィート(約7m)程度で、3人~7人乗りです。

エンジン出力は10馬力から大きいもので90馬力程度です。

10馬力で時速15km程度(自転車程度)のスピードが出ます。

 

エンジンは船外機が主流で、アンカーウインチも付いていません。

アンカー(錨)はロープで繋がれた鉄を手動で沈め、引き上げる時も手動です。

 

トイレも付いていないものがほとんどで、女性には辛い環境です。

私は200馬力のバスボートやプレジャーボートでも釣りをした経験がありますが、私の実力では釣果はほとんど変わりませんでした。

バスボートやプレジャーボートは優越感が得られるので、「数年に一回くらいならいいかな。」と考えています。

魚探が付いていない

魚探の有無はレンタルボート店やレンタルする船によって違います。

どこのレンタルボート店でも、19フィートクラスの船外機には魚探がついていないことが多いですね。

さすがに大海原で釣りをするのに、魚のいそうな場所が分からないのは辛いです。

私のよく利用する和歌山県印南のレンタルボート店は魚探が付いていないので、ポータブル魚探を使用しています。

 

最近ではスマホのGPSを利用したフィッシングアプリ「海釣図V」などがあり、魚探の代わりに利用しても良いです。

GPS魚探よりも性能は低いですが、月額500円で利用できるため気軽に使うことができます。

釣りに出れない日が多い

船が小さいため、波が高い日や風の強い日は釣りに出ることができません。

私の経験上、小型のレンタルボート(19フィート)では波の高さ1m、風は5m程度が限界です。

 

大型の乗合船なら十分釣りができるレベルでも、小型のレンタルボートでは危険です。

特に「うねり」よりも「風波」の方が危険で、風波が高くなると真っすぐ港に戻れなくなります。

 

風波はピッチ(波から波の幅)が狭いので、小型のレンタルボートで横から波が来ると非常に揺れて危険です。

安全のために釣りを諦めることも重要です。

 

そのような日はレンタルボート店からも中止の連絡がきますが、船長は前もって当日の天候を詳しく把握しておく必要があります。

だいたい一年間の三分の一は出れない日だそうです。

船長は疲れる

船長は操船と釣りに気を使わなければならないので、思った以上に疲れます。

特に車の運転まで船長が担うと休む暇がありません。

早起きして寝不足な上に、車の運転と船の運転は非常に疲れます。

私の釣りのスタイルは基本的に「どてら流し」です。

風や潮にまかせて流されるだけのスタイルですが、それでも流されるスピードや近くに他の船がいる際などは操船が必要です。

また、家に帰ってからも自ら釣った魚のウロコを取って捌くとなると、とても疲れます。

大漁の日は尚更です。

 

乗合船では移動の際にゆっくり休めますし、釣りをしている時も操船は船長がしてくれるので非常に楽ですね。

レンタルボート店が少ない

レンタルボート店はどこにでもある訳ではないので、地域によっては釣りのできる範囲が限定的になります。

小型船舶免許を取得したものの、近くにレンタルボート店が無ければ本末転倒になりかねません。

小型船舶免許を取得する前に、レンタルボートで釣りができる場所を調べておきましょう。

私の住む大阪近辺では、和歌山や京都、兵庫や滋賀にレンタルボート店があり、幅が広いです。

三重県もレンタルボート店が多いですね。

尾鷲なんかはロケーションも良いですし、レンタルボートの料金が安いです。

レンタルボートはすべて自己責任

レンタルボートの釣りで生じた事故はすべて自己責任です。

  • 障害物にあたって船体を傷つけた
  • 流木にあたってプロペラが割れた
  • 定置網に引っ掛かった
  • 地元の漁師とトラブルになった
  • 浅瀬に乗り上げて座礁した
  • 天候が悪くなり港に戻れなくなった
  • 引き波に気付かず落水した

この他にも様々な事故があります。

私も以前、琵琶湖で天気が急変し、風波が酷くて帰れなくなった経験があります。

引き波気付かずに落水した人も何人か見たことがあります。

 

レンタルボート店では、その海域の様々な注意事項を教えてくれます。

小型船舶免許を取得した際に憶えたことも合わせて注意することが大切です。

 

一緒に釣りをする仲間の命も船長が預かっているのです。

せっかくの楽しいレジャーも、事故が起きれば台無しです。

 

船長は当日の天候や波の状況、その海域の注意点などをしっかりと把握して釣行する必要があります。

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

この記事以外にも節約アウトドアに関わる記事を多数書いていますので、合わせてご覧頂けると嬉しいです。

 

質問、コメントお気軽にどうぞ

  1. まんちゃん様

    お久しぶりです。
    私は入社1年目の時に、上司に勧められて釣り竿を買わされました。3回使用しただけで、今はほこりがかぶってる状態です。。
    レンタルボートの釣りいいですね!憧れます。
    質問です。タイタニックをみて以来、船首に陣取りたいのですが、体重が重い人が船首に陣取ってもいいのでしょうか?

    • 大三源さん、いつも読んで頂きありがとうございます。
      タイタニック世代にとって船首は憧れますよね。
      さて、質問に対しての回答です。
      基本的に船はスピードが出るまでは船首が上がっている状態です。
      非力なレンタルボートの場合、船首に重い人が乗ると、抵抗が大きくなって滑走体制に入ることができず、スピードが出ない可能性があります。
      重い人はできるだけ船の中心部に乗る方がよいですね。