「木製ランタンケースの図面と作り方」格安材料で簡単に自作しよう。

節約アウトドア

今回は木製ランタンケースの作り方(図面あり)を紹介します。

様々なアウトドアシーンに花を添えてくれるランタンですが、デイツやフェアーハンド、コールマンなどランタンは、専用ケースが付属していない物が多いんですよね。

 

かと言って、むき出しのまま車載するのはホヤの破損などが心配になりますし、別途購入しようと思っても、専用のものが無かったり、高価なものが多くて躊躇してしまいます。

 

そこで私が出した結論は、

高価なランタンケースを買うくらいなら、専用のものを自作した方が節約できて愛着も湧く。」ということでした。

 

私はデイツのオイルランタンと、コールマンのケロシンランタン639Cを所有しており、今回はデイツ用ランタンケースを例に自作方法を紹介します。

 

設計図は大と小の2パターン記載しているので、様々なランタンの大きさに対応可能です。

コールマンのケロシンランタン639Cや、デイツのオイルランタンについてはこちら↓

「初心者にもおすすめなコールマンのケロシンランタン639Cを解説」

「キャンパー必見!デイツのオイルランタンはオシャレで癒される。」

 

DIY初心者でも、コンパクトなドライバードリルと、F型クランプがあれば簡単に自作可能なので、是非チャレンジしてみてください。

この記事で分かること
・木製ランタンケース(大)の自作方法
・木製ランタンケース(小)の自作方法
・木製ランタンケースの図面(設計図)

 

スポンサーリンク

木製ランタンケースの図面(設計図)

それではまず、木製ランタンケースの図面を紹介します。

今回はランタンケース(大)と、ランタンケース(小)の2パターンの図面を用意しました。

木製ランタンケース(小)
内寸:幅180㎜×奥行195㎜×高さ380㎜

木製ランタンケース(大)
内寸:幅197㎜×奥行216㎜×高さ400㎜

様々な大きさのオイルランタンやガソリンランタンに対応可能です。

厚みのある木材を使用するので、かなり頑丈な作りになっています。

木製ランタンケース(小)の図面(設計図)

内寸:幅180㎜×奥行195㎜×高さ380㎜

木製ランタンケース(小)は、フェアーハンドランタン276やデイツ80程度の大きさのランタンに対応しています。

使用する木材
杉板1枚:厚み15㎜×幅210㎜×長さ2000㎜
1枚1600円程度
※できればプレーナー加工(面取り)してあるもの
加工済みの木材は少々割高

 

ホームセンターで販売されている杉板をカットして使用します。

※図はタップすれば拡大できます。

上の図のように、2000㎜の杉板をカットします。

紫:背面     410㎜×1枚
青:側面     380㎜×2枚
緑:上面、底面  210㎜×2枚
赤:扉      374㎜×172㎜×1枚

全部で7カットです。

可能ならホームセンターでカットしてもらいましょう。

蝶番の取付けが簡単にできるよう、扉の隙間を大きくとっています。

高さが380㎜あるので、小さなオイルランタンの場合はかなり余裕があります。

上面図は右側が正面になります。

奥行が195㎜あるので、ランタン以外にもマッチなど入れるスペースもあります。

 

木製ランタンケース(大)の図面(設計図)

内寸:幅197㎜×奥行216㎜×高さ400㎜

ランタンケース(大)はコールマンのケロシンランタン639Cなど、様々な大型ランタンが収納できます。

使用する木材
1×10材:8F(2440㎜)×1枚
1枚2500円程度

ホームセンターで販売されている1×10材をカットして使用します。

1×材は元々面取りもされているので、初心者にも扱いやすい木材です。

※図はタップすれば拡大できます。

上の図のように、1×10材の8F(長さ2440㎜)をカットします。

紫:背面    438㎜×1枚
青:側面    400㎜×2枚
緑:上面、底面 235㎜×2枚
赤:扉     392㎜×190㎜×1枚

全部で7カット。

可能ならホームセンターでカットしてもらいましょう。

蝶番の取付けが簡単にできるように、扉の隙間を大きくとっています。

内寸の高さが400㎜あるので、大型のランタンの収納が可能です。

内寸幅が197㎜あり、コールマン290Aの収納も可能です。

奥行が216㎜あるので、予備のマントルやランタンホルダーも収納可能です。

 

スポンサーリンク

木製ランタンケースの自作方法

木製ランタンケースの自作に使用する材料、道具、作り方を紹介します。

DIY初心者にも分かりやすく説明します。

製作時間(目安:3時間30分
材料費    :2500円~3000円程度
難易度    :★★☆☆☆

木材以外は100均の材料を使用し、できるだけ安価に製作しています。

木製ランタンケースの材料

図面で紹介した木材以外に、ハンドルや蝶番などの材料が必要です。

木材以外はすべて100均で購入可能です。

ランタンケース(大)(小)どちらも使用する100均材料は同じです。

材料
・蝶番(30~32㎜のもの)
・ハンドル
・引き出しつまみ
・留め金
・ネジ(3×30㎜)
※オイルフィニッシュ(必要なら)

今回はseriaで材料を購入しました。

蝶番のみ売り切れだったので、ダイソーで購入しています。

ダイソーの蝶番はネジが別売りです。

seriaの方がネジも付属しているのでおすすめです。

扉のロックにはアンティーク調の留め金を使用します。

使用するネジは、皿タッピング3×30㎜を使用しました。

今回はアンティーク調に仕上げるために、オイルフィニッシュを使用しました。
※材料費には含まず

ワトコオイルと言って、木材に塗るとアンティーク調になる魔法のオイルです。

安価ですし、DIYを続けるなら今後も役立つこと間違いなしです。

 

木製ランタンケースの自作に使う道具

続いて自作に必要な道具を紹介します。

必要な道具
・ドリルドライバー
・F型クランプ600㎜×1本

※曲尺
※電動サンダ
曲尺と電動サンダは、あれば便利です。

 

ドリルドライバーとF型クランプは必須道具です。

DIY入門には、ボッシュのIXOシリーズがコンパクトで使いやすくおすすめです。

使い勝手が良いので、ベテランになっても使用できます。

安価なので、できればトルクアダプターとドリルアダプターも欲しい所です。

詳しくはこちらの記事で紹介しています↓

 

F型クランプは木材をしっかりと固定して、ネジ止めするために必要です。

木工用ボンドは使用しません。
※後で微調整がしにくいです。

F型クランプは大は小を兼ねる場合が多いので、600㎜の物があれば今後も役立ちます。

今回は1本で可能ですが、2本あれば作業がはかどります。

 

電動サンダは、面倒なヤスリがけが超簡単になります。

電動サンダも今後のDIYに必ず役に立ちます。

 

曲尺は簡単に垂直線を引くことができ、非常に便利です。

100均でも販売されているので、1つ持っておきましょう。

木製ランタンケースの自作手順

それでは具体的な自作手順を紹介します。

今回はランタンケース(小)を製作します。

材料費
杉板     :1580円
蝶番     :100円
ハンドル   :100円
引き出しつまみ:100円
留め金    :100円
ネジ     :100円
木材カット代 :140円
消費税    :222円
合計     :2442円
製作時間は、ヤスリがけや仕上げを含め、3時間半程度でした。

木材をカットする

ホームセンターで木材をカットしてもらいます。

寸法は前述の図面で紹介しています。

木材を選ぶ際は、必ず反りや曲がりがないかチェックしましょう。

木材はどんなに正確にカットしても、後で必ず誤差が出てきます。

最初から曲がっている木を選ぶと、誤差の修正が大変になります。

木材をヤスリがけする

カットした木材をヤスリがけします。

1×10材や面取り済みの杉板などは、ヤスリがけ不要、もしくはカットした角のみで大丈夫です。

ヤスリは100均で販売されています。

今回は面取りされていない木材を購入したので、電動サンダを使用してヤスリがけをしました。

電動なので簡単です。

ツルツルに仕上げたい方は、ヤスリの番数を徐々にさげて時間をかけましょう。

底面、側面、背面をF型クランプで固定する

木材をF型クランプで固定して、仮組みします。

底面に、側面と背面を組んで固定します。

この時、寸法に間違いがないか確認しましょう。

扉が余裕をもって納まるかも確認します。

曲がったり反ったりしている木材は、クランプで締め付けることで修正できます。

底面、側面、背面に下穴を空ける

次にクランプで固定した木材に下穴を空けます。

※下穴を空けずにビス止めすると、木材が割れます。

側面、背面の適当な場所に曲尺で印をつけ、下穴を空けます。

ドリルビットは2㎜を使用します。

底面、側面、背面をネジ止めする

下穴を空けた所をネジ止めしていきます。

下穴を空けながらネジ止めしても良いです。

各面の3ヵ所程度、ネジ止めしました。

ネジ止めしたら、クランプを外しても大丈夫です。

 

ネジ止め場所を失敗した場合は、失敗した穴に「つまようじ」を刺してカットすれば目立たなくなります。

上面をクランプしてネジ止めする

同じように、上面をクランプして下穴を空け、ネジ止めします。

カットされた木材を組み立てるだけなので、道具さえあれば、ここまでの作業は簡単です。

扉につまみを取付ける

続いて、扉につまみを取付けます。

適当な場所に印を付け、穴を空けます。

今回購入したつまみの場合、ねじ止めする為には、4㎜のドリルビットが必要でした。

扉の蝶番を付ける

今回のランタンケースの製作で一番の難関が蝶番です。

最初は必ずと言ってよいほど、きちんと閉まりません。

後で微調整が必要になります。

 

まずは扉に蝶番を取付けます。

上下、2ヵ所に取付けます。

扉の角に蝶番の回転軸がくるように調整し、印を付けます。

その後、下穴を空けて蝶番をネジ止めします。

ネジ止めは手動の小さなドライバーの方がやり易いです。

 

続いて、本体側に蝶番を合わせて印を付け、下穴を空けます。

蝶番を仮止めし、扉が閉まるか確認します。

この際、必ずと言ってよいほど、扉が当って閉まらないことが多いです。

私の場合も、扉が底面に当たって閉まりませんでした。

このような場合、蝶番のネジを軽く緩めてから上下、前後を調整して再度締め付けます。

大抵の場合、この方法で閉まるようになります。

木材が曲がったり反ったりして閉まらない場合は、木材の再加工が必要です。

もう一度ホームセンターに持って行って、当たる箇所を数ミリ削ってもらいましょう。

大胆に削ったほうが失敗しにくいです。

ノコギリで数ミリ削るのは難しいので、面倒ですがホームセンターで削ってもらう方が良いです。

 

上面にハンドルを取付ける

次に上面のハンドルを取付けます。

ランタンを入れて持ち上げた時に、傾かない位置に取付けます。

ど真ん中で問題ないです。

同じように、下穴を空けてから付属のネジで止めるだけです。

ここまでくれば完成間近です。

扉に留め金を取付ける

最後に留め金を取付けます。

同じように、印を付けてから下穴を空けてネジ止めするだけです。

好みの位置に取付けましょう。

これで完成です。

仕上げにオイルフィニッシュを塗る

今回はアンティーク調に仕上げるために、ワトコオイルを塗ります。

ゴム手袋をつけて、ウエスでワトコオイルを塗っていきます。

時間を置いてから重ね塗りすると、より綺麗に仕上げることができます。

塗りやすいように、ハンドルや留め金は外しています。

完成しました。

今回はマッチなどを入れるケースも100均で購入してきました。

 

蝶番の取付けがやや面倒ですが、ドリルドライバーとF型クランプさえあれば、DIY初心者でも比較的簡単に作ることができます。

 

是非チャレンジしてみてくださいね。

質問、コメントお気軽にどうぞ