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ハンモックスタンドを格安で自作!簡単な作り方と設置方法。

アウトドア節約術

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アウトドアで大人気のハンモック。

今回は格安で簡単に自作できる、屋外用の非自立式ハンモックスタンドの作り方の紹介です。

ノコギリとドリルドライバーさえあれば簡単に作れるので、DIYデビューにも最適です。

 

アウトドアでのハンモックの使用を妨げているのは、木が2本、しかも絶妙な距離で生えていないと使用できないことです。

今回紹介するハンモックスタンドがあれば、木が1本しか生えていなくてもハンモックを使用することができます。

また、ハンモックスタンドを2つ使用することで、木がなくてもハンモックを使用することができます。

 

この記事で分かること
ハンモックスタンドの作り方
ハンモックスタンドの設置方法
格安ハンモックスタンドのデメリット
 
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ハンモックスタンドの作り方

それでは格安でできる、ハンモックスタンドの作り方を詳しく解説していきます。

作業時間:1時間程度

費用:2045円

初心者でも1時間程度で作れます。

かかった費用は2045円です。

※ステンレス製を使用しなければ1000円以内とさらに節約できます。

ハンモックスタンドの材料

アイナット(M10㎜ステンレス)×1個  733円
アイボルト(M10㎜ステンレス)×1個 911円
2×4材(6フィート)×1本 361円
カット代(2カット) 40円
合計(税込) 2045円

 

上の写真はM10のロングアイボルトとアイナットです。

2×4材(6フィート)×1本を縦半分にカットして使用します。

使用する木材

2×4材の6F(フィート)です。

2×4材の6Fは、おおよそ38㎜×89㎜×1820㎜の木材になります。

 

今回は2×4材(6フィート) ×1本を、約1500㎜×45㎜にホームセンターでカットしてもらいました。

長さ6F(フィート)の木材は約1820㎜。

長いので1500㎜に短くカット。

 

その後、1500㎜の木材を縦に半分にカットしてもらいました。
(ワンカット20円×2で40円でした。)

カット後はおおよそ、38㎜×45㎜×1500㎜の木材が2本になります。

 

縦に真っ二つにカットするので、なるべく反ったり曲がっていない木材を選んで購入しましょう。

 

ホームセンターによっては、2×4材を縦にカットしてくれない場合があります。(長い木材を真っ二つにすると上と下で誤差がでる為)
その際は少し割高ですが、2×2材の10Fを半分(5F)にカットすると上記と同じ長さになります。
 

アイナット

アイナットはM10㎜のステンレス製です。

強度的には一個で150㎏まで耐えることができます。

ロングアイボルト

ロングアイボルトもM10㎜のステンレス製を使用します。

ワッシャーとナットがセットになって販売されています。

アイボルトの長さは約85㎜です。

 

ステンレス製ではなく、メッキタイプでは雨ざらしだと錆びます。

屋内保管が可能な方はメッキタイプでも良いですね。

メッキタイプでよければさらに格安で作製可能です。

例えばアイボルトのステンレス製は733円ですが、メッキタイプなら231円です。

防腐剤

2×4材は劣化が早いため、屋外保管の場合は塗装しておいた方が良いです。

屋外用の防腐塗料を使用します。

塗料は100ml程度あれば十分です。

 

私の場合は油性(浸透型)の塗料で、木目を活かした塗装にしています。

木目を活かさず、赤や青などのカラーにしたい場合は、水性(造膜型)の塗料を使用します。

ハンモックスタンドの自作手順

ハンモックスタンドの自作手順です。

DIYが初めての方にも分かるように解説します。

※使用している写真はタップすれば超拡大できます。

木材に穴をあける

まずは木材に穴をあけていきます。

木材の厚みは38㎜×45㎜です。

45㎜の面に穴を空けます。

断面は上の写真のようになります。

2本合わせて、38㎜×2=76㎜の長さになります。

アイボルトの長さが85㎜なのでギリギリです。

誤って38㎜の面に穴を空けると、45㎜×2=90㎜となり、アイボルトが届かなくなるので注意して下さい。

 

上から100㎜の位置のど真ん中に印をつけます。

いきなりM10㎜のドリルを使用すると、木材が割れたり斜めに入ったりするので、まずは下穴を空けます。

まず3㎜で空けた後に7㎜、その後10㎜と徐々に穴を広げていくとスムーズです。

木材の下に当て木を敷いて穴を空けます。
※横着して宙に浮かして空けようとすると歪みます。ホームセンターで木材の破片を貰っておきましょう。

 

足で木材を踏んでしっかりと固定し、真上から両手でドライバードリルを持って穴を空けます。

なるべく垂直に空けるようにします。

斜めに空いてしまった場合は、何度もドリルを往復させて穴を広げます。

ゴソゴソになってもワッシャーを嚙ませて止めるので大丈夫です。

この程度ならフリーハンドで大丈夫ですが、心配なら垂直ドリルガイドを使用します。

 

一つあれば今後のDIYにも役立ちます。

 

ホームセンターであけてもらえるならお願いしましょう。
 

脚先をカットする

地面に刺さりやすいように脚先をカットします。

45°に印をつけて鉛筆でラインを引き、ノコギリでカットしました。

斜めにカットする面は、穴を空けた面です。

45㎜の面なので、角材の端から45㎜の所に縦線を引いて、正方形の対角線を引けば45°になります。

この角度は適当でも問題ありません。

なんならカットしなくても良いかもです。

ヤスリがけをする

2×4材はヤスリがけされた状態で販売されていますが、カットした面にはバリがあるのでヤスリがけします。

ダイソーのメッシュヤスリです。

作業を早く終わらせるために粗めの240番を使用しました。

丁寧にされるのであれば、さらに細かいヤスリがけをします。

 

手作業でもできますが、電動サンダがあれば一瞬で終わります。

電動サンダも今後のDIYに必ず役に立ちます。

組み立てる

穴を空けた面を重ねて、ワッシャーを噛ませてアイボルトを差し込みます。

入りにくい場合は回しながら入れていきます。

アイボルトが入ったら、反対側にもワッシャーを噛ませてアイナットでとめます。

 

ハンモックスタンドの出来上がりです。

作業時間は1時間程度です。

穴を空ける作業とヤスリがけに時間がかかります。

塗装する

雨ざらしで保管する場合や、オシャレにしたい場合は塗装します。

屋外保管では木材の劣化が早いので塗装は必須です。

 

倉庫や屋内保管であればこの作業はなくても大丈夫です。

屋外用の防腐塗料です。

4面塗っていきます。

ハケは100均で販売されています。

ホームセンターのハケはやや割高です。

ハンモックスタンドのデメリット

格安で自作できるハンモックスタンドですが、デメリットがあります。

  1. 長くて重い
  2. 保管場所が無い
  3. 40㎝太めのペグが必要

長くて重い

長さが1500㎜で折りたためないため、かさばります。

5ナンバーの車の場合、車載するには縦に積む必要があります。

重さもそこそこあるので、キャンプに持っていく機会が減ります。

ハンモックの高さ調整幅は少なくなりますが、長さ1300mm程度にすると車載しやすいです。

 

二分割にする方法を色々と考えてみましたが、どうしても費用と手間がかかります。

分割を考えるなら、こちらの商品を購入した方が割安感があります。

 

これならかさばらず、保管場所にも困りませんね。

保管場所が無い

重くてかさばるので家での保管場所にも困ります。

マンション住まいの方などは特に困ると思います。

我が家では大型の屋外倉庫に保管しています。

40㎝太めのペグが必要

体重のほとんどが両サイドの結んだ木とペグに掛かるので、頑丈なペグが必要です。

個人的には38㎝以上、12㎜の太さを推奨します。

キャンプにわざわざこのペグを持っていくのが面倒になります。

 

さらに40㎝のペグが刺さる環境も必要です。

河原などでは難しいことが多いです。

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我が家のハンモック

私が使用するハンモックは、ネットで購入した格安ハンモックです。

 

パラシュート生地でできており、コンパクトに収納できて強度も十分。

キャンプに持っていくなら、コンパクトに収納できるタイプがおすすめです。

口コミでも評判が良い商品です。

口コミ
・生地の薄さに驚いたが、使ってみたら居心地の良さにやみつきになった。
・2人合計約130㎏の体重でも心地よく過ごせました。
・中にシュラフを敷いたら居心地最高で、本当に眠ってしまった。

 

ハンモック泊をする場合は蚊帳付きが便利です。

 

持ち運びはかさばりますが、コットンで作られたハンモックもオシャレで寝心地も良いです。

 

高級志向の方は、BYER(バイヤー)やKammok(カモック)、BUSHMEN Travel Gear(ブッシュメントラベルギア)などのブランドが有名ですね。

 

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格安ハンモックスタンドの設置方法

続いてハンモックスタンドの設置方法を解説します。

自立式ではないので設置する際にコツがいります。

ハンモックスタンドの設置に使用する物

・ハンモック(ロープ付)
・自在金具付きガイロープ
・ペグ2本(38~40㎝推奨)
・タオル(木の保護用)
 

自在金具付きガイロープ

今回は100均(セリア)の自在金具付きガイロープを2本使用しています。

頼りない感じがしますが、一般的に4㎜のガイロープは1本で200㎏程度耐えられるはずなので大丈夫だと思います。

ただ私の経験上、100均のガイロープは劣化が早いです。
※徐々に粉をふいて切れます。

ペグ2本

今回は村の鍛冶屋のエリッゼステーク(30㎝)を使用しています。

ハンモックスタンドの構造上、体重の負荷のほとんどが両サイドの木とペグかかるので、できれば40㎝がのぞましいですね。

ペグが短いと負荷に耐え切れずに地面がえぐれて抜けます。

30㎝の鍛造ペグであれば、頭が隠れるくらいまで打ち込めば耐えれます。
※地面の硬さにもよります。

エリッゼステークはスノーピークのソリッドステークと並んで、安心して使用できる鍛造ペグです。

 

40㎝の鍛造ペグは非常に高価なので、ホームセンターで販売している「打ち込み丸カン」を使用しても良いです。

打ち込みマルカンなら450㎜で約500円です。

 

私が使用しているペグはこちらの記事で紹介しています↓

格安ハンモックスタンドの設置手順

まずはしっかりとした木を見つけます。

今回は我が家の庭で設置するので、やや頼りない木ですが頑張ってもらいます。

木にハンモックをつなぐ

①木を傷めないよう保護タオルを巻きます。

②付属のロープを輪っかにして結びます。

もやい結びがおすすめです。

ロープは100均の物でも十分です。

 

③結んだロープにハンモックをつなぎます。

 

④もう片方のハンモックのカラビナを、地面に寝かせたままのハンモックスタンドにつなぎます。

ハンモックスタンドを立てる

⑤ハンモックスタンドの脚を開いて立てます。

この時点でペグダウンはしていません。

ハンモックスタンドを矢印の方向へ倒すことで、ハンモックが引っ張られてピーンと張った状態になります。

この状態でペグダウンをしていなくても自立して立つことができます。

 

ペグダウンする

⑥ペグダウンをします。

植木が邪魔で見づらくてすみません。

反対側のアイナットにガイロープを結びます。

45°斜め後方に2か所。

ガイロープが緩々の状態でペグダウンします。

ペグが30㎝の場合は、しっかりと頭が隠れるまでペグダウンしましょう。
※地面が柔らかい場合は特に注意しましょう。
 

ガイロープの調整

⑦最後にガイロープの調整です。

 

人が乗っていない時、ガイロープは緩んだ状態です。

人が乗って初めてピンと張る状態になります。

人が乗っていないハンモックは写真のように高い位置にあります。

乗る人の体重に合わせてガイロープの緩みを調整します。

ハンモックの高さはガイロープが緩ければ低く、引っ張れば高くなります。

写真のように、人が乗ると体重がかかってハンモックスタンドが起き上がります。

この時に緩んでいたガイロープが引っ張られてピンッと張った状態になります。

 

ハンモックスタンドを支点にして、ほとんどの体重負荷がペグともう片方の木に掛かっています。

嬉しくて、テンションが上がった子供がすぐに乗りたがります。
最初は大人が乗ってみて、安全を確認してくださいね。
 
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格安ハンモックスタンドの自作まとめ

ハンモックスタンドはDIY初心者でも簡単に作れます。

  1. 作業時間は1時間程度
    2×4材のカットや穴あけ、長ネジのカットなど、できることはホームセンターで済ませておく方が簡単です。
  2. 費用は2000円程度
    ネットで買うよりもかなり安く製作できます。
    さらにメッキタイプのアイボルトにすればもう少し安くなります。
    私は節約家なので基本的にアウトドアにお金は掛けていません。
    お金を掛けなくても同じように楽しむことができると考えています。
  3. 雨ざらしで保管する場合はステンレス製のアイナットを使用。
    ハンモックスタンドのの塗装をしましょう。
  4. ハンモックはネットの格安商品。
    ガイロープはセリアの100円を2本で十分。
    ペグは40㎝の太めを使用する。
    鍛造ペグは高価なので、打ち込み丸カンを使用しても良い。
  5. 設置手順
    ①木、アイナットにロープを巻く
    ②ハンモックをつなぐ
    ③ハンモックスタンドを立てる
    ④ペグダウンする
    ⑤ガイロープを調整する

 

我が家では子供も大きくなり、あまり使用する機会が減りました。

ほとんどはウッドデッキで使用しているのも理由の一つです。

子供が小さい頃はハンモックの取り合いでした。

グルキャンなどに持っていけば大活躍間違いなしです。

是非自作してみて下さい。

 

くれぐれも怪我の無いよう、大人がしっかりと管理して下さい。
また、製作は自己責任でお願い致します。
 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

他にもアウトドアに関する記事を書いていますので、合わせて読んで頂けると嬉しいです。

質問、コメントお気軽にどうぞ