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今回は、子育て世代のサラリーマン家族が、ウールカーペットを10年間使ってみて感じた、メリットとデメリットを紹介します。
ウールカーペットの購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。
我が家は私と妻、子供2人の4人家族。
普段は倹約家なのですが、2014年、約10年前に奮発してウールカーペットを購入しました。
我が家にとってウールカーペットはとても高価でしたが、丈夫で肌ざわりが良く、子供のアレルギー対策にもなるなど、「家族にとってたくさんのメリットがある」というのが決め手でした。
最初は遊び毛が出るなどのデメリットもありましたが、家族が自然とカーペットに集まるようになり、結果としてはウールカーペットを購入して良かったと感じています。
子供が高校生と中学生になった今でも、家族団欒の場として活躍してくれています。
小さいお子様がいる家庭にこそ、ウールカーペットをおすすめしたいです。
・ウールカーペットを購入した理由
・ウールカーペットを使ってわかったメリット、デメリット
・おすすめのカーペット専門店
我が家がウールカーペットを購入した理由とは?
ウールカーペットを購入するまでは、安価なカーペットを2~3シーズン程度で買い替えて使っていました。
小さな子供がいる我が家では、安価なカーペットはすぐに汚れてボロボロになっていました。
大きいので収納にも困るし、捨てる時もかさばって処分しにくかったです。
カーペットの買い替えを検討していた時、友人宅で初めてウールのカーペットに出会いました。
肌ざわりの良さや踏み心地の良さにも驚いたのですが、何よりも家族全員がそろって、カーペットの上でくつろいでいる姿がとても印象的でした。
我が家の子供たちも、友人宅のウールカーペットの上で寝転んだり、遊んだりするので、我が家でも家族が集まり過ごす時間が多いリビングには、多少高価であってもウールカーペットを使おうと決心しました。
それからは、家具屋やカーペット屋さんでウールカーペットを実際に触ってみたり、ネットショップでも比較検討しました。
ネットでは色味や肌ざわりなどが分からないため、口コミを参考にしたり、無料サンプルを取り寄せて比較しました。
色々なウールカーペットを見たり触ったりしていると、ネットショップの商品でも大まかに想像がつくようになり、最終的には安価なネットショップで購入しました。
我が家のウールカーペット(ウール100%、160×240㎝)です。
ギャッベと迷いましたが、高価なことやチクチクする肌ざわりが気になり、最終的にこの商品に決めました。
※2024年現在は廃盤になったのか、販売されておりません。
我が家のウールカーペットは肌ざわりや踏み心地が最高に良く、家族が自然とウールカーペットに集まってきます。
最初の内は遊び毛がたくさん出ましたが、10年間使用した現在では、ほぼ遊び毛はでていません。
厚みは約15㎜です。
2014年当時、約6万円程度で購入しました。
ネットショップでウールカーペットの相場を知っておくことをおすすめします。
無料サンプルを取り寄せることができるウールカーペットも多いので、是非実際に触れてみてから購入することをおすすめします。
必ず口コミも参考にしてくださいね。
ウールカーペット使って感じたメリット
ここからは、ウールカーペットを実際に使ってみて感じたメリットやデメリットを紹介します。
ウールカーペットのメリットは、
- 肌ざわりがとても良い
- 子供のアレルギー対策になる
- 一年中使用できて夏場も暑くない
- 丈夫でヘタらない
- 床暖やホットカーペットも対応
- オシャレ
- 電気代の節約になる
順番に説明していきますね。
肌ざわりが良い
何と言っても肌触りがとても良いです。
天然素材のウールのカーペットには自然と子供が集まって、寝転んだり、遊んだり、そのままお昼寝したりします。
※写真をタップすると拡大できます。
うつ伏せで寝ても気持ちが良いですし、素足で踏んだときの心地よさも一度味わってほしいです。
無垢のフローリングとの相性も抜群です。
実店舗に見に行くときは、手で触るだけではなくて、素足で踏んでみてくださいね。
ウールカーペットの肌ざわりの良さは口コミでも評判です。
ウール100%、さらっとしていて気持ちがいいです。
また程よい弾力があり、踏み心地が良いです。
ウールの踏み心地に感動!
他の素材のラグを使用していましたが、生地がへこんできたので弾力がありヘタリに強いウールに買い替えました。使ってみると踏み心地が良くて感動!
子供のアレルギー対策
ウールは天然素材でタンパク質でできています。
ウールのタンパク質は調湿機能があり、ダニが好む湿度にはならない為、ダニが付きにくいです。
また、ハウスダストを舞い上がらせない為、子供のアレルギー反応も起こしにくいです。
実際、我が子も喘息を持っていますがカーペットで過ごしている時に喘息がでたことはありません。
安心して使用できています。
年中使用できて夏場も暑くない
ウールの調湿機能により、梅雨の季節でも湿気を吸っていつもサラっとしています。
夏は涼しく冬は暖かい。
ウールカーペットを購入するまでは、夏冬でカーペットを使い分けていましたが、10年経った今でも、年中敷っぱなしです。
夏場でもとても心地の良い肌ざわりです。
子供達はそのまま寝てしまうので、そのままタオルケットをかけて対応していました。
ただ私の主観では、1時間程度寝ているとさすがに身体が痛くなります。
あまりにもウールカーペットの上で寝ることが多いので、最近はダイソーで購入したウレタンマットをカーペットの下に敷いて対応しています。
クッション性が高くなり、身体が痛くなるのが軽減されました。
断熱効果も高まって一石二鳥です。
丈夫でヘタらず節約にもなる
以前は2~3年程度で買い替えていましたが、ウールのカーペットは10年間使用しています。
写真を見て頂ければわかると思いますが、全くヘタっていません。
アイボリーなので汚れが不安でしたが、ウールは汚れも付きにくく目立った汚れもありません。
メンテナンスは掃除機をかけているだけです。
机やソファをカーペットの上に置きっぱなしにしたことがあり、跡が残ってドキッとしたことがありましたが、元に戻ったので安心しました。
写真では分かりにくいですが、ソファの足に潰された跡が残っています。
手で軽くこすると、時間の経過とともに元に戻って分からなくなりました。
高い買い物でしたがとても丈夫で長持ちしています。
今の所買い替える予定もなく、結果として節約にも繋がっています。
床暖やホットカーペットでも使用可能
我が家はホットカーペットを使用しています。
(床暖房は付けていません)
化学繊維のカーペットは、裏地に接着剤を使用している物が多く熱に弱いんです。
天然素材のウールのカーペットは接着剤を使用せず熱に強いです。
※購入の際は床暖房対応か確認してくださいね。
我が家のウールのカーペットの裏地です。
織りあげた状態のままになっています。
加えて調湿機能がある為、暖めても湿気をため込みにくくなっています。
厚みがある分、温まるまでに時間がかかるのが難点です。
オシャレ
手織りのウールカーペットは高級感があり、デザイン性も高く所有欲を満たしてくれます。
ウールカーペット好きの我が家は、玄関マットにもギャッベのウールカーペットを追加購入しました。
仕事で疲れて帰って来た時、玄関を開けるとほっこり癒された気持ちになります。
玄関マットはイラン製で、リビングのウールカーペットよりさらに厚みがあります。
手織りの高級感、オシャレなデザインはさすがギャッベです。
※写真はタップすると拡大できます。
厚みは20㎜程度で、ずっしりと重たいです。
ギャッベは値段によって厚みも様々です。
最近ではインド産ギャッベが手の届きやすい価格で販売されています。
個人的にはブルーもオシャレでおすすめです。
ギャッベは無料サンプルがないので、ネット通販では実際に見て触れることができないのが難点です。
しっかりと口コミを参考にするのと、できれば実店舗でイラン産やインド産のギャッベを触ってみることをおすすめします。
写真で見るよりもずっと高級感がありますよ。
インド産のウールカーペットは、口コミでも肌ざわりや踏み心地の評判が良いです。
床とソファーが同系色の居間に、深いブルーのギャッベが差し色になり引き締まりました。
ウール素材、厚み15mm、可愛い模様が決めてでした。
想像どおり素敵でした。寝そべるのも気持ち良いです。
緑がかった青が素敵なラグです。
地色は濃淡があり、思ったより明るい色目でした。
柄の色とソファの色ともあって、リビングのよいアクセントになりました。
毛足が長く踏みごたえはしっかりしています。
電気代の節約になる。
ウールのカーペットは保温性もあるので冬場はとても温かいです。
ホットカーペットや床暖房の熱が伝わりにくいので温まるのは遅いですが、一度温まると熱が逃げにいです。
実際どれほど節電効果があるかは分かりませんが、秋や春先はエアコンなしでホットカーペットのみで過ごせています。
ウールカーペットを使って感じたデメリット
続いて、ウールカーペットのデメリットを紹介します。
ウールカーペットのデメリットは、
- 最初は遊び毛が出る
- 汚さないよう気を使う
- 温まりが遅い
- チクチクした肌ざわり
臭いのことを口コミで書かれている人も時々おられますが、我が家では全く気になりません。
臭いはウールカーペットの種類や感じ方にもよると思います。
遊び毛が出る
最初は余分な遊び毛がたくさんでます。
びっくりするほど遊び毛がでます。
ウールカーペットのマイナス評価はほとんどがこの遊び毛によるものです。
・掃除機をかける度に遊び毛が沢山でる。
・フローリングのあちこちに遊び毛が落ちる。
・掃除機をかける頻度が多くなった。
・遊び毛がペットを飼っているよう。
我が家でもダイソンの掃除機を強にして吸った時にビックリしました。
遊び毛は、使用していると徐々に減少してきますし、この遊び毛にはメリットもあります。
10年間使用した今は、遊び毛は気にならないほど激減しています。
掃除機をかけても分からなくなってきています。
家族と一緒にカーペットも育っていく感じですね。
汚さないように気を使う
いくら汚れにくいといっても、高級なウールカーペットなのでさすがに気を使います。
子供が小さい内は飲み物やおやつをカーペットの上では食べないように気をつけました。
残った汚れに対してはカーペット用洗剤などを使用して落とします。
我が家はアイボリーを選びましたが、小さなお子様がいるご家庭はグリーンやレッドなどの色を選ぶと汚れが目立たず、気持ち的にも楽かもです。
温まりが遅い
上記でも解説しましたが、厚みがある分ホットカーペットや床暖房の効きが遅くなります。
その代わり保温効果はとても良いです。
コタツとの併用も最高ですし、電気毛布でも良いですね。
ただ、ウールカーペットの上に直接、長い時間座っていると、さすがにお尻が痛くなります。
座椅子や座布団があった方がよいです。
チクチクした肌ざわり
ウールカーペットは、チクチクした肌ざわりの物があります。
私が一番気に掛けたデメリットは「チクチクしないか。」ということです。
遊び毛は時間の経過とともにおさまってきますが、チクチクした肌ざわりはおさまりません。
特に安価なギャッベの肌ざわりがチクチクする傾向にあるようです。
我が家では安価なギャッベのミニマットも使用しています。
このミニマットの肌ざわりは、我が家のカーペットと違い、毛並みがやや硬くチクチクした感じがあります。
しばらく使用しているとチクチク感は軽減してきますが、8年間使用した後でもまだチクチクします。
安価なギャッベのクチコミでは「チクチクする」という感想をよく見かけます。
・素肌で触れるとチクチクするのが気になる。
・色や柄は可愛いがチクチクするのがマイナス。
ギャッベはウールの産地や生産地が様々あり、肌ざわりも違います。
こちらのインド産ギャッベは安価ですがチクチクしないようです。
口コミも参考にしてくださいね。
ウールカーペットのメリット、デメリットまとめ
1.肌ざわりがとてもよい
2.子供のアレルギー対策
3.年中使用できて夏場でも暑くない
4.丈夫でヘタらない
5.床暖やホットカーペットでも使用可能
6.オシャレ
7.電気代の節約になる
1.最初は遊び毛がでる
2.汚さないよう気を使う
3.温まりが遅い
4.チクチクした肌ざわり
ウールのカーペットは万能で、上記で解説した以外にも、
・静電気が起こりにくい
・燃えにくい
等々、多くのメリットがあります。
小さな子供がいる家庭にこそウールカーペットをおすすめします。
無料サンプルで色味や肌ざわりを確かめてから購入することをおすすめします。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
他にも住宅に関する記事を書いていますので、合わせて読んで頂けると嬉しいです。
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