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キャンプでのクワガタ採集のやり方。採れる場所やコツを紹介。

アウトドア節約術

夏キャンプの楽しみの一つに虫採りがあります。

中でもクワガタやカブトムシの採集は、男の子にとっては一生に一度は経験しておきたいことの一つなんです。

意外と知られていませんが、クワガタは5月頃から採集できます。

 

クワガタやカブトムシの採集ができれば、一生の思い出になること間違いなしです。

キャンプではクワガタやカブトムシ採集に必要な条件や道具がそろいやすく、意外と簡単に採集できます。

 

今回はクワガタ採集歴10年以上の私が、キャンプでのクワガタ採集のやり方を初心者にも分かりやすく解説したいと思います。

この記事で分かること
キャンプでの
・クワガタ採取に必要な道具
・クワガタ採集の場所
・クワガタ採集のやり方とコツ
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クワガタ採集で準備するもの

クワガタやカブトムシの採集に必要な服装や道具を紹介します。

クワガタ採集の服装

・長袖、長ズボン
・帽子
・くるぶしが隠れる靴下
・軍手
・できれば長靴
・虫よけスプレー
 
 

長袖、長ズボン、帽子、靴下

クワガタ採集ではスズメバチやムカデ、やぶ蚊などの様々な害虫がいます。

蒸し暑い夏の夜ですが、薄くてもできるだけ肌を露出しない服装にしましょう。

軍手

子供は不用意に木やガードレールなどを触ります。

ガードレールの裏など、見えない所にムカデや毛虫などがいますので軍手も着けておきましょう。

クワガタやカブトムシを触る時にも役に立ちます。

できれば長靴

足元が見えない草むら等に入る場合(藪漕ぎ)はマムシにも遭遇します。

噛まれでもしたら命に関わりますので、できれば長靴を履きましょう。

虫よけスプレー

顔や首、手関節などの肌が露出している部分には虫よけスプレーをふっておきましょう。

さらに虫よけネットがあれば安心です。

ネットショップで安価に販売されています。

 

特に虫が苦手な女性にはおすすめです。

クワガタ採集に必要な道具

 

・虫かご
・懐中電灯
・ピンセット
・ペグ(かき出し棒)
・できれば虫取り網
・昆虫ゼリー
懐中電灯以外は100均でそろいます。

クワガタの虫かご

小さくても良いので、土や葉っぱを入れることができる虫かごを用意しましょう。

100均でも販売しています。

首からかけることができる緑色の虫かごは、クワガタやカブトムシの採集には不向きです。

クワガタを虫かごから取り出す際に足がちぎれます。
(特にノコギリやミヤマクワガタは注意)
 

懐中電灯

クワガタやカブトムシの採集には必須アイテムです。

LEDのなるべく明るくてスポット照射ができるものが良いです。

 

おすすめはジェントスの閃シリーズです。

USB充電式で370ルーメンの明るさ。

ワイド照射からスポット照射まで切り替え可能で、ウロの中や遠くの木も照らすことが可能です。

 

ピンセット、ペグ

ヒラタクワガタやコクワガタをウロから出す際に便利です。

ウロの隙間に入ったクワガタをつまんで引き出します。

虫取り網

無くても大丈夫ですが、手の届かない所にいるクワガタやカブトムシを採ることができます。

このようなケースは結構あるので、虫取り網があると便利です。

昆虫ゼリー

クワガタやカブトムシの餌です。

無くても大丈夫ですが、トラップ採集にも使用します。

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クワガタの採れる場所

次にクワガタの採れる時期と場所について解説します。

クワガタの採れる時期

冒頭でも触れましたが、クワガタは5月から採集できます。

クワガタ
5月中旬~6月上旬~9月上旬

カブトムシ
6月中旬~9月上旬

クワガタは種類にもよりますが、5月中旬から6月上旬頃に活動し始めます。

 

カブトムシは6月頃から羽化しはじめ、7月から8月にかけてが多くなります。

クワガタ採集はカブトムシが少ない6月から7月上旬にかけてが採集しやすいです。

 

採れる時間帯
日の暮れる19時頃~22時
朝の5時頃~6時頃

風が無く、蒸し暑い夜が良いようです。

いつもはいないクヌギでも、条件が良ければたくさんのクワガタやカブトムシが見られます。

まずはクヌギを知ろう

クワガタやカブトムシはクヌギ林に生息しています。

まずはクヌギを見つけることが一番大切です。

葉は縦長でギザギザ。

木の幹は縦にすじが入っています。

枝や足元にはどんぐりの実があります。

 

コナラの葉はクヌギよりも丸みがあります。

シソの葉っぱのようです。

木の幹はクヌギと同じように縦にすじが入っています。

 

クヌギやコナラには「ウロ」と呼ばれる蛾の幼虫が作った穴が存在する場合があります。

このような場所は樹液が沢山でているため、クワガタやカブトムシの絶好の採集ポイントになります。

オオクワガタやヒラタクワガタ、コクワガタはこのようなウロを住処にしています。

 

ノコギリクワガタやミヤマクワガタ、カブトムシはウロが無くても採集できます。

クヌギの探し方

クヌギやコナラは広葉樹林といって、秋に葉を落とす林に生えています。

クヌギなどの広葉樹林は枝分かれして、横に広がるように生えています。

 

遠くからみて横に広がる木が多い林は広葉樹林です。

クヌギ林は慣れれば遠くからみても分かります。

 

葉も特徴的なので一度憶えてしまえば、ドライブの途中でも「この辺りにクワガタいそうだな。」と分かるようになります。

 

また、樹液の出ているクヌギは、発酵した甘酸っぱい独特の香りを出しています。

近くに樹液の出ているクヌギがあると臭いで分かります。

目だけではなく、鼻でもクヌギをさがしましょう。

 

松や杉林などの針葉樹林にはクワガタはいません。

針葉樹林は縦に伸びて、横にはあまり広がりません。

このような針葉樹林帯の中でもポツンとクヌギがあったりしますが、基本的には広葉樹林を探すようにしましょう。

 

クヌギやコナラは公園などに植えられていることが多いです。

公園でどんぐりのなる木を見たことはありませんか?

 

クヌギやコナラといったクワガタやカブトムシが生息する木は、どんぐりの実がなる木です。
どんぐりのなる木を憶えてからキャンプに出かけましょう!
(パッと見て分かるように!)
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キャンプでのクワガタ採集のコツ

キャンプでのクワガタやカブトムシの採集のやり方には3つの方法があります。

・樹液採集
・外灯採集
・トラップ採集

一番のおすすめは、「樹液採集」。

クヌギから直接採集する方法です。

樹液採集の方法

ドキドキ感 ★★★★★
効率性   ★★★☆☆
採集率   ★★★☆☆

スタンダードですが、ドキドキ感やワクワク感がたまりません。

正直、大人の方が楽しんでいるのでは?と思います。

クヌギを見つけよう

 

この方法の一番のポイントは、
明るい内からクヌギを見つけておくことです。

キャンプ場に着いてからではなく、着く前から勝負は始まっています。

クヌギを見つけているかいないかで、8割勝負は決まっています。

あとの2割は「運」です。

 

ウロのあるクヌギを見つけることができるようになれば、コクワガタくらいならすぐに採集できるようになります。

 

車でキャンプ場近くまできたら、運転手以外の家族全員でクヌギを探しながら走ります。

キャンプ場に着いてからも近くにクヌギがないかを常に意識しておきます。

なるべく沢山のクヌギを見つけておきます。

 

クヌギを見つけたら、カナブンがたくさんいる場所や「ウロ」がないかをチェックします。

「ウロ」があれば昼間でも採集できる可能せいがあります。

昼間でもしっかりとウロの中をチェックしましょう。

 

クワガタ採集にはその道のプロがいます。

国道沿いや車道から見てすぐに分かるようなクヌギ林は、すでにプロの目に確実にとまっています。

もしキャンプ場内にクヌギ林があれば、プロが入ってこれない最高の採集場となるはずです。

 

プロが目をつけていそうなクヌギであっても、あとの2割は「運」です。諦めずに探しましょう。

樹液採集のコツ

・19時頃に見に行く
・寝る前に見に行く
・朝一番に見に行く
・ウロ以外の場所もチェック

 

明るい間にクヌギを見つけたら、日が暮れた19時頃に懐中電灯で照らしながら探します。

ウロを見つけていたら真っ先に向かいましょう。

ウロ以外の所にはノコギリクワガタやカブトムシがいます。

 

オオクワガタやヒラタクワガタ、コクワガタはウロにいることが多いので、ウロの中を懐中電灯を照射して探します。

見つけたらピンセットかペグ(かき出し棒)で引きずり出します。

 

ウロを破壊して採集してはいけません。
(気持ちはわかりますが…)
時間を改めましょう。

 

19時にいなくても、時間帯を変えれば採集できるかもしれません。

こればかりは運なので、何度も見に行ってみましょう。

 

ウロにいなくても、新芽の付け根や折れた枝の部分などを用心深く探します。

ノコギリクワガタやミヤマクワガタなどはウロとは全然関係のない所にとまっていることがあります。

 

木をキックして落ちてきた所を採集する方法もあります。

落ちてきてから見逃し安いので注意が必要です。

外灯採集の方法

ドキドキ感 ★★☆☆☆
効率性   ★★★★★
採集率   ★★★★☆

次に外灯採集です。

クワガタやカブトムシは月に向かって飛ぶ習性があります。

満月ではない三日月の夜が最も良いとされています。

 

意外とこの方法が効率よく採集できます。

地味なのでドキドキ感やワクワク感は樹液採集に劣ります。

外灯まわりをチェック

広葉樹林が近くにある外灯まわりをチェックしていきます。

外灯の足元に落ちていることが多いです。

 

また外灯から外灯の道端でも採集できることがあります。

歩きながら道を懐中電灯で照らして探します。

 

時にはオオクワガタも採集できることがあるようです。

私が採集できたのはヒラタクワガタです。

山奥の外灯を地味に歩き続けると高確率でクワガタやカブトムシを発見できます。

主観的にはメスが多い気がします。

自動販売機をチェック

山奥の自動販売機には高確率でクワガタやカブトムシがいます。

キャンプ場には必ずと言っていいほど自動販売機があります。

 

時間帯を変えて、トイレに行く度にチェックしてみましょう。

特に自動販売機の足元付近にいることが多いです。

自動販売機の横も要チェックです。

 

知っているだけでクワガタを見つけられる方法なのでおすすめです。

トラップ採集の方法

ドキドキ感 ★★★★★
効率性   ★★☆☆☆
採集率   ★☆☆☆☆

最後にトラップ採集の紹介です。

昼間に仕掛けたトラップを日が暮れてから見に行くというドキドキ感がたまりません。

 

しかし、この方法は非効率であまり採集できないこともあり、私的にはあまりおすすめしません。

バナナトラップは非推奨

よくバナナにブランデーをかけて発酵させた物を、ストッキングにいれる方法が紹介されていますが、失敗することが多いです。

 

私のやり方の問題かもしれませんが、ムカデや蛾やハエなど、得体の知れない昆虫が群がるだけで、肝心のクワガタが採れません。

 

さらに、ストッキングを回収しない人が多すぎます。

そりゃそうですよね。

得体の知れない昆虫が群がった、発行したバナナの入った臭くて汚いストッキング。

あなたは回収できますか?

昆虫ゼリーを使用する

トラップには昆虫ゼリーを使用しましょう。

100均でも販売されています。

昼間に昆虫ゼリーの中身だけをクヌギに塗り付けておきます。

 

臭いは発酵したバナナには及びませんが、ドキドキ感は十分に味わえます。

後で回収する必要もありません。

 

色々な所に仕掛けられて効率も良いです。

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クワガタ採集のまとめ

クワガタ採集歴10年以上の私が解説するキャンプでのクワガタ採集のやり方。

いかがでしたでしょうか?

 

何度も言いますが、明るい間にクヌギを見つけておくことが勝敗を分けます。

クヌギが無い場合は外灯採集が効率的です。

服装のポイント
・肌を露出しない服装にする。
・藪漕ぎの際は長靴を履く。
道具のポイント
・LEDの明るい懐中電灯は必須。
・虫取り網もあった方が良い。
クヌギの探し方
・パッと見て分かるまで、家でどんぐりの木を勉強しておく。
樹液採集のポイント
・明るい間にクヌギをたくさん見つけておく。
外灯採集のポイント
・外灯や自動販売機を定期的にチェックする。
・自動販売機の足元をトイレの度にチェック。
トラップ採集のポイント
・バナナトラップはやらない。
・昆虫ゼリーを木に着ける方法がおすすめ。

 

クワガタやカブトムシは意外と身近に住んでいます。

私は大阪府在住ですが、泉北ニュータウンなどのニュータウンにも普通にいます。

 

読者の方々の街にも住んでいると思いますので、是非キャンプ以外にもクワガタ採集にチャレンジしてみて下さいね。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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