大阪府河内長野市にある岩湧の森の「せせらぎコーナー」は、岩湧山を源流とする加賀田川にあり、夏でも冷たい山の水が流れています。
水深が浅いため、小さなお子さんでも安全に川遊びができる、完全無料のおすすめスポットです。
この記事では、岩湧の森の「せせらぎコーナー」の基本情報やアクセス方法、安全に川遊びを楽しむためのポイント、あれば役立つ道具などを紹介します。
この記事で分かること
「せせらぎコーナー」の基本情報
「せせらぎコーナー」のおすすめポイント、注意事項
「せせらぎコーナー」で役立つ道具
岩湧の森「せせらぎコーナー」の基本情報
岩湧の森「せせらぎコーナー」へのアクセスや駐車場、トイレや売店などの基本情報を解説します。
駐車場 無料(25台)
トイレ なし(1㎞先の四季彩館を利用)
売店 なし
ゴミ箱 なし
ペット 可
営業時間 通年24時間
河内長野市ホームページはこちら
アクセス、駐車場
交通手段は自家用車
河内長野市南青葉台交差点から5㎞ 約10分程度
Googleマップでは「岩湧の森 第2駐車場」で入力します。
1車線から1.5車線の川沿いの狭い道を進む為、対向車に注意が必要です。
青葉台から来た場合、南青葉台の交差点が少しややこしいですが、温度計のある信号の道を直進します。
ここは「一旦停止の取り締まりスポット」なので注意が必要です。
下の写真のバツ印の所、一旦停止は必ず止まってくださいね。
温度計の所で警察官が見ています。
駐車場は岩湧の森の駐車場「P3」「P4」が近いですが狭いです。
すぐ上にあるP2の方が広いです。
「せせらぎコーナー」はP4の前辺りにあります。
P2が満車の時は少し登った先にもP1があります。
トイレ、売店
せせらぎコーナーの近くにはトイレがありません。
一番近いトイレが約1㎞登った所にある、岩湧の森「四季彩館」のトイレになります。
徒歩では登りがきついので車で行く必要があります。
濡れた水着で車に乗る場合は、座席にバスタオルとレジャーシートを敷いて乗ると座席が濡れずにすみます。
岩湧の森の散策マップ上では、少し先にキャンプ場のトイレがありますが、現在キャンプ場の施設が無くなっており、トイレもありません。
自動販売機等も一切ないので、コンビニや水筒を持参するなど、事前に準備する必要があります。
一番近いコンビニは、南花台のセブンイレブン、もしくは新町橋南のミニストップになります。
いずれも7㎞以上離れています。
岩湧の森には、無料で水が汲める場所があります。
「いにしえの道」に入って100m程の所に湧き水ポイント(岩湧寺の長寿水)があるので、そちらの水を汲むのがおすすめです。
少し歩きますが徒歩で行くことができます。
休憩所
せせらぎコーナーには、木陰になったピクニックコーナーがあります。
ピクニックコーナーは夏場でも涼しいですが、湿気が多く夏場は小バエやアブが多く飛んでいます。
ここでゆっくりするなら、レジャーシートと蚊取り線香があった方が良いです。
また、ピクニックコーナーからは木が邪魔になって、川で遊ぶ子供の姿が見えにくいので注意が必要です。
せせらぎコーナーが混雑している場合は、湧き水ポイント(岩湧寺の長寿水)の前辺りでも川遊びができます。
ベンチの下辺りが遊びやすいです。
こちらは、せせらぎコーナーよりも水深があり、小さな滝もあります。
岩湧の森「せせらぎコーナー」ってどんな川?
川幅 1.5~2m程度
水深 最大50㎝程度
水質 ★★★★★
水温 ★★☆☆☆
広さ ★★☆☆☆
日陰 ★★★★★
アクセス ★★☆☆☆
バーベキュー ☆☆☆☆☆
ペグ ★★★☆☆
利便性 ★☆☆☆☆
せせらぎコーナーの加賀田川は、トイレや売店などの設備はありませんが、自然あふれる川で、休日でも比較的空いている、穴場の川遊びスポットです。
水深が浅く、幼児から小学校低学年くらいまでにおすすめの川です。
「せせらぎコーナー」おすすめポイント
・小さい子供も安心
・水が綺麗
・増水しにくい
・魚やカニの観察が可
・標高が高くて涼しい
・日陰が多い
・空いている
「せせらぎコーナー」ここがマイナス
・トイレがない
・売店、自動販売機がない
・バーベキューは禁止
・虫が多い
・アクセスが悪い
「せせらぎコーナー」のおすすめポイント
岩湧の森「せせらぎコーナー」の川幅は狭く、水深も浅い所が多いです。
流れも穏やかで、足をつけて水遊びをするといった感じです。
上流には水汲み場もあるくらい、水は綺麗です。
大雨の後でも増水しにくいので、小さなお子さんも比較的安全に遊ぶことができます。
ただ、下流の方にやや水深の深い場所(40~50㎝)があります。
目が届きにくいので、小さなお子さんがいる場合は注意しましょう。
加賀田川にはメダカやタカハヤなどの魚のほか、サワガニもいます。
サワガニは石の下に隠れていることが多いので、探してみましょう。
せせらぎコーナーのある場所は、標高が400m程度あり、夏でもとても涼しいです。
日陰になる場所も多いので、蒸し暑い夏の昼間でも、快適に過ごすことができます。
水がとても冷たいので、身体の冷え過ぎには注意しましょう。
アクセスが悪いせいもあってか、週末や連休でも比較的空いています。
奥河内くろまろの郷や、滝畑キャンプ場が混雑していても、こちらは空いていることが多いです。
特に、小さなお子さん連れのファミリーは、こちらの方が涼しくてのんびりできるのでおすすめです。
川幅が狭いので、混雑したときは、せせらぎコーナーより上流でも遊ぶ場所があります。
「せせらぎコーナー」のマイナスポイント
「せせらぎコーナー」の近くにトイレや売店がありません。
また、岩湧の森ではバーベキュー等の火の取り扱いは禁止になっています。
ゴミ箱なども一切ないので、お弁当やペットボトルなどのゴミは必ず持って帰りましょう。
近年、アウトドアが注目されてから、川にゴミや消し炭を捨てる人が増えています。
閉鎖に繋がらないよう、自然を大切にしましょう。
そのほか、夏場はアブや蚊などの虫がたくさんいます。
ラッシュガードで素肌の露出を避け、虫よけスプレーや蚊取り線香などでも対策しましょう。
岩湧の森の「せせらぎコーナー」は、Tot channelさんのYouTube動画で紹介してくれています。
森や川の雰囲気がとても分かりやすい動画です。
「せせらぎコーナー」川遊びの服装と道具
ここからは、せせらぎコーナーでの川遊びに必要な服装と、あれば役立つ道具を解説します。
浅い川ですが、安全に遊ぶためには、マリンシューズやラッシュガードなど準備しましょう。
川遊びの服装や道具についての詳細は、こちらの記事で解説しています↓
川遊びに必要な服装
せせらぎコーナーでに必要な服装
・マリンシューズ
・ラッシュガード
・日除けの帽子
浅い川でも、ラッシュガードやマリンシューズは子供が安全に遊ぶ為には必須です。
安価な物でも結構ですので、必ず準備してあげてくださいね!
転倒やケガを防ぐマリンシューズ
川遊びにマリンシューズは必須!ビーチサンダルでは転倒したり、石に足を引っかけてケガをします。
手足の爪もしっかりと切っておきましょう!
身体を守るラッシュガード
擦り傷、虫刺されや紫外線対策にもラッシュガードが必須です。
何シーズンか着れるよう、大きめのサイズを購入しましょう。
そのほか、紫外線対策に帽子もあったほうが良いです。
アウトドア用品は、Amazonや楽天以外のネットショップでも安価に購入できるので、是非チェックしてみてくださいね。
チェックしておきたいアウトドアショップ
・【アウトドア&スポーツ ナチュラム】
・【デカトロン】
あれば役立つ道具
せせらぎコーナーに役立つ道具
・日焼け止め
・ホイッスル
・救急セット
・レジャーシート
・折りたたみバケツ
・ペットボトルもんどり
肌を守る日焼け止め
日焼け止めはラッシュガードで防ぐことができない、顔や首、手足の部分などに塗りましょう。
子供用には肌に優しい、水濡れに強い物を選択すると良いです。
緊急を知らせるホイッスル
子供は急に大声で叫ぶことはできません。
緊急時はホイッスルの方が、大声で叫ぶよりも素早く、遠くまで届きます。
迷子やケガなど、何かあった時すぐに笛が吹けるよう、練習をしておきましょう。
応急処置に役立つ救急セット
救急セットは、キャンプや川遊び、旅行の際など、いざという時に役立つので、1セット準備しておくと良いでしょう。
ケガをした際、すぐに病院に受診できるよう、保険証も携帯しておきましょう。
快適な休憩ができるウレタンレジャーシート
ウレタンでできたレジャーシートは、適度なクッション性と断熱性があり、通常のレジャーシートよりも快適に過ごすことができます。
見た目もオシャレで、川遊びだけでなく、公園などの様々な場面で活躍します。
何かと便利な折りたたみバケツ
折りたたみバケツがあると、泥の付いたマリンシューズなどを分けて入れる際に、防水バックより便利です。
魚を捕まえたときにも役立ちます。
かさばらずに持ち運びできるので、一つあれば何かと便利です。
大人も楽しめるペットボトルもんどり
ペットボトルもんどりがあれば、簡単に魚を捕まえることができ、子供だけでなく大人も楽しむことができます。
ペットボトルもんどりの作り方はこちらの記事で解説しています↓
岩湧の森「せせらぎコーナー」川遊びのまとめ
岩湧の森のせせらぎコーナーは、アクセスが少し悪いものの、森の自然がそのまま残った環境で、夏場でもとても涼しく、快適に過ごすことができます。
我が家が遊んでみた感想としては、せせらぎコーナーは水深が浅いので、小さなお子さんにおすすめの川です。
ただし、アブなどの虫が多いので、虫よけ対策はしっかりとしておきましょう。
ほかにも、大阪府近郊には「水越川」や「奥河内くろまろの郷」など、浅くて流れの緩やかな川遊びスポットがあります。
逆に子供が大きくなってくると、流れの穏やかな川では欲求不満になってしまうかもしれません。
無料で、飛び込んだり、流されたりとワイルドに楽しめる川は、和歌山県橋本市にある「柿の郷くどやま」がおすすめです。
大阪府近郊の無料で穴場の川遊びスポットはこちらの記事で解説しています↓
最後までお読み頂きありがとうございます。
他にもお金を掛けずにアウトドアを楽しむ方法を書いていますので、合わせて読んで頂けると嬉しいです。
質問、コメントお待ちしています!
こんばんは。ひとまわりです。
暑い夏に川遊びができる場所がないかと探していて、こちらのブログに辿り着きました。
駐車場やトイレなど、丁寧な解説をしていただいているので、初めて行った時も困りませんでした。
(せせらぎコーナーから四季彩館へは、勾配がきついので車で行った方が良いという情報も助かりました)
また、YouTubeのリンクもありがとうございます。
ヒグラシの声のパート、もうちょっとBGMの音量下げれば良かったな・・。
ひとまわりさん、こんにちは。
コメント頂きありがとうございます。
岩湧の森の里山の雰囲気が、大阪府とは思えない落ち着いた感じがとても好きです。
道が細くアクセスが悪いのが難点ですが、だからこそ混雑せず里山の雰囲気がそのまま残っているのだと思います。
ひとまわりさんの動画は、私が好きな雰囲気が上手く表現されていて、とても素敵ですね。
来年の夏も楽しみです。