最近、休みの日はブログ記事更新の為、部屋にこもることが多く運動不足になりがち。
サラリーマンのストレスも溜まってきたので、そろそろ発散したいと思います。
秋も深まり、寒さも厳しくなってきたこの頃。
南大阪にある岩湧山の山頂(897.7m)で美味しい鍋を食べてきました。
いつもどうり、野点(のだて)も楽しんできましたよ。
岩湧山のススキの絶景
登山道と草花
野点(のだて)の魅力
岩湧山の登山口~ダイアモンドトレール
今日もいつもの登山コースで登っていきたいと思います。
岩湧寺から急坂の道を登るコースで、帰りは一般道を下ってきます。
前回は確か10月初旬で実りの秋を体感しましたね。
前回の岩湧山登山の記事はこちら↓

登山口の手前には給水ポイントがあります。
いつもこちらで天然水を汲んで登ります。
天然水でのお鍋とお抹茶は最高に美味しいですよ。
ここから登っていく人も多いです。
私はもっと上までバイクで行きます。
登山口です。
一般道ときゅうざかの道があります。
一般道は距離が長く、私には返ってしんどいです。
きゅうざかの道は普通に登れば60分程で頂上に着きます。
この地点の標高は約200メートルです。
山頂が897.7メートルなので、標高差約700メートルを登ります。
登り始めてすぐに凄まじい階段があります。
足だけで登るのは困難ですよ。
きゅうざかってこんなにも急なのか!と驚かされますが、最初だけです。
紅葉もそろそろおしまいですね。
もう少し紅葉が残っていると思っていましたが、少し遅かったようです。
昔は40分程度で登っていましたが、さすがに40歳過ぎたオッサンには無理です。
途中、険しい所が何か所かありますが、最初の階段よりはマシです。
空気も澄んでいて気持ちがいいですね。
鳥のさえずりも心地が良いです。
広葉樹はほとんど葉っぱを落としてますね。
そろそろ冬支度ですね。
2021年は冬登山にもチャレンジしようと思っていますよ。
おや?
これは朴葉(ほうば)ですね。
飛騨高山で有名な朴葉味噌に使用される葉っぱです。
そこら辺りに大量に落ちています。
実は私、昔フランス料理の料理人をやっていたことがありまして、
よく魚の朴葉包み焼きなんかを作っていましたよ。
木漏れ日が当たったシダが出迎えてくれます。
「おはよう。まんちゃん。」
いつもは可愛らしい花々が出迎えてくれますが、さすがに花は咲いていませんでした。
40分程登ると、最後の急な階段があります。
ここを登るとダイアモンドトレールです。
いつもこの階段で最後の体力を奪われます。
着きました。
ダイアモンドトレールです。
このベンチ座って水分補給をします。
ダイヤモンドトレールは、金剛葛城山系の稜線を縦走する長距離自然歩道です。
奈良県香芝市から、二上山、大和葛城山、金剛山、岩湧山、大阪府和泉市の槇尾山を結ぶコースで、全長約45kmにもなるそうです。
ダイアモンドトレール~岩湧山山頂
ここからはダイアモンドトレールを歩いて山頂を目指します。
ここからは10分程度で山頂です。
少し進むと山頂へ続く階段に出ます。
黄金に輝いたススキが出迎えてくれます。
手前にトイレがあります。
ススキが綺麗ですね。
頂上付近はキトラというススキの群生地でも有名で、秋のシーズンは一面に広がったススキが見れます。
「よう。まんちゃん。今日は天気がいいね!」
よくわからない植物が種を撒いています。
着きました。
岩湧山山頂(897.7m)です。
ここから少し先に広場があります。
そこでお昼ごはんにしたいと思います。
見て下さい。この景色。
サラリーマンを忘れられるひとときです。
今日は神戸や明石海峡大橋まで見えましたよ。
山頂の広場です。
平日ですので三密とは程遠い世界ですね。
「開放」「孤独」「散在」です。
お腹が減ったので早速お昼ごはんにしたいと思います。
今日はお鍋です。
いつものsoto310とオリジナルテーブル、チタンクッカーです。
使用している道具についてはこちら↓

実は今日は私の誕生日です。
(おめでとー!!)
もう年は取りたくないですね。
晩御飯に使う高級お肉を少し拝借してきました。
早速天然水で炊いていきます。
少し入れ過ぎたようです。
出し汁はラーメンスープです。
醤油も持ってきましたよ。
「頂きまーす。」
山頂の冷たい空気の中、暖かい鍋が身体に染み渡ります。
最高の景色と空気の中頂くお鍋です。
日頃のストレスが発散されるひとときです。
早くサラリーマン辞めたい!
閉めは安定のラーメンです。
鍋に投入していきます。
お鍋に入れるラーメンは少し硬めが好きですね。
最高に温まって美味しかったです。
お腹が一杯になりましたよ。
続いては野点をしたいと思います。
と、思いましたが、お腹が一杯すぎてお菓子が食べれません。
帰りの休憩ポイントにとっておこうと思います。
岩湧山山頂~いわわきの道展望デッキ
帰りはきゅうざかの道ではなく、
一般道を下山したいと思います。
きゅうざかの道は、オッサンの足にはこたえます。
ダイアモンドトレールを戻ります。
森のエネルギーを感じる道ですね。
途中、登ってきた所を通り過ぎて先に進みます。
ここから岩湧寺に向かって下りていきます。
この道の方が膝にやさしいです。
この季節に、もの凄く青々とした植物が生えています。
綺麗ですが少し怪しい雰囲気です。
よく分からない黄色の葉っぱの群生地帯です。
足元が崖なので気を付けたいですね。
しばらく進んで行くと休憩ポイントがあります。
ここは湧き水もあって野点には最適です。
山頂は混んでいても、ここは大体貸し切りです。
歩いたので少しお腹にも余裕ができました。
人もいないので早速野点を楽しみたいと思います。
野点(のだて)とは?
屋外でお茶を点てるお茶会のことです。
室内でのお茶会と違って堅苦しい作法はなく、気軽に楽しめるのが魅力です。
私は楽天で購入した野点セットを使用しています。
セット内容は巾着、茶碗、茶筅、茶杓(ちゃしゃく)、棗(なつめ)になっています。
野点セットは結構なお値段なため、私は楽天で新古品を購入しました。
いわわきの道展望デッキで野点~下山
準備に取り掛かります。
お湯を汲んで沸かしている間に、お抹茶を準備します。
小鳥達も何が始まるのかと不思議そうに集まってきます。
茶杓(ちゃしゃく)でお抹茶を2杯程入れます。
80°程度のお湯を注いで、茶筅(ちゃせん)で点てていきます。
最後に泡を細かくして出来上がりです。
今日のお菓子は「三日月」です。
どら焼きの生地にお餅が入っています。
そう、鮎に似たやつです。
スーパーで100円で購入しましたよ。
完成です。
景色とお抹茶を堪能します。
絵になるよう、茶筅を置こうと思いましたが、下に落ちていきそうだったので止めておきました。
ではいただきます。
「おいしーい。これー!」
この三日月。
あなどってはいけません。
鮎に勝るとも劣らない味です。
モチモチ感は三日月の方が上ですね。
私的には全然「有り」ですね。
お抹茶とも最高に会います。
半分食べた所で、遠くから人の声が聞こえてきました。
変な人がいると思われる前に、
慌てて半分を口の中へ入れ、道具を片付けます。
危うく見つかる所でしたよ。
今回も危機一髪でした。
それでは下山します。
帰りは少し薄暗い川沿いの道を下りて行きます。
苔むした木とシダ植物が奥深い森を演出してくれています。
「まんちゃん。また来てね。」
そう言ってます。
登山口まで戻ってきました。
いつも膝がギリギリの状態になりますよ。
今日も最高に癒される登山でした。
もう秋も終わりですね。
今年はコロナで活動自粛が続きましたが、アフターコロナでは思いっきり遊びたいと思います。
皆様もハイキングしてみてはいかがでしょうか?
野点も最高ですよ。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
他にも岩湧山や金剛山の記事を書いていますので、合わせて読んで頂けると嬉しいです。
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