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今回は我が家のメインランタンである、「コールマン・ワンマントルケロシンランタン・639C700」を紹介します。
愛用のコールマンのLPガスランタンから思い切ってケロシンランタン(灯油)に買い替えましたが、結果としては大満足。
「プレヒート」や「炎上」など色々と不安もありましたが、実際使用してみると、とても簡単でした。
ガスランタンを使用したことがある人はもちろんのこと、初心者でも手順通りに行えば簡単に使えます。
コールマン639Cの使用レビュー
コールマン639Cのメリット、デメリット
コールマン639Cのオプション
使い方とメンテナンス方法
コールマンのケロシンランタン639Cを購入した理由
キャンプ初心者の頃はコールマンのLPガスランタンを使用していましたが、数年使用する内に、
- OD缶が使いづらい
- 燃料代が高い
などの不満がでてきました。
「LEDランタンでもいいかな。」とも思いましたが、実際の暖かみのある炎は焚火と同じで見ているだけで癒されます。
そこで検討したのが、CB缶が使えるガスランタンとコールマンのケロシンランタン639Cです。
結果、コールマンのケロシンランタン639Cを購入しました。
所有欲を満たしてくれることや、ケロシン(灯油)なら災害時にも役に立ちそうなことが決め手でした。
ネットショップで購入しましたが、並行輸入品のため届くまで2週間程度かかりました。
サイズは思ったよりもかなり大きく感じました。
思った通り、所有欲を満たしてくれるランタンでした。
スペックは以下の通りです。
高さ 約35㎝
直径 約17㎝
重さ 約2㎏
明るさ 700ルーメン(カタログ値)
燃料 1L 約8.5時間点灯(カタログ値)
コールマンのケロシンランタン639Cのメリットとデメリット
ここからは、実際に使用してみて感じたメリットとデメリット、使用可能なオプションを紹介します。
コールマンのケロシンランタン639Cのメリット
- 燃料代が節約できる
- とても明るい
- 難しくない
- 燃料が簡単に手に入る
- ガソリンランタンより安全
- 燃料が統一できる
燃料代が節約できる
冒頭でも紹介しましたが、初心者の頃はコールマンのLPガスランタンを使用していました。
コールマンのガスランタンはアウトドア缶(OD缶)を使用するため、燃料代が高くつきます。
そこで、コールマンのLPガスランタン、ガソリンランタン、ケロシンランタンの1時間あたりの燃料コストを比較してみました。
コールマン2500ノーススターは、LPガス500mlで約4~8時間点灯します。
コールマン286Aは、ホワイトガソリン800mlで約7.5~15時間点灯します。
コールマンケロシンランタン639Cは、1000mlで8.5時間点灯します。
3ランタンの1時間あたりの燃料コストです。
※スマホは横にすると表が見やすいです。
ノーススター | 286A | 639C | |
使用燃料 | LPガス | ホワイトガソリン | ケロシン(灯油) |
燃料代 | 500ml/約1000円 | 1ℓ/約1500円 | 1000ml/100円 |
1時間あたりのコスト | 125円 | 79.5円 | 11.7円 |
一時間あたりの燃料代を計算すると、ケロシンランタンが圧倒的に安価ですね。
また、LPガスランタンは中途半端に残った燃料が使いにくいのも難点です。
とても明るい
コールマンのケロシンランタン639Cは、LPガスの2500ノーススターやホワイトガソリンの286Aと同等かそれ以上に明るいです。
口コミでも明るさは評判があります。
・800ルーメンのLEDより確実に明るい。
・ガソリンランタンと明るさは同等かそれ以上。
・2マントルのガソリンランタンと同等の明るさ。
扱いは難しくない
ケロシンランタンのハードルを上げている理由に、
- プレヒートって難しいのでは?
- 失敗すると炎上するでしょ!
- ケロシンは危ないのでは?
などがありますが、コールマンのケロシンランタン639Cは工程が多いものの、難しいことはありません。
※着火手順は後述しています。
手順通りに行えば炎上することもないですし、ケロシン(灯油)はガソリンより安全です。
私も最初は不安でしが、いざ使ってみるととても簡単でした。
燃料が簡単に手に入る
アウトドア缶(OD缶)やホワイトガソリンはホームセンターやアウトドアショップにいかなければ手に入りません。
しかし、灯油はガソリンスタンドで簡単に手に入れることができます。
連泊のキャンプなどで燃料を切らしても、すぐに補充ができます。
災害時などでも手に入れやすく、いざという時にも役に立ちます。
ガソリンランタンより安全性が高い
ガソリンは気化しやすく着火しやすい反面、危険が伴います。
ガソリンランタンの着火は、直接火を近づけるので怖いと感じる人もおられます。
ケロシン(灯油)は気化しにくく、持ち運びもポリタンクが使えるので簡単です。
コールマンのケロシンランタンは着火の際、直接火を近づけるのではなく、アルコールのプレヒート中につまみを回すので恐怖心がなく安心です。
他のキャンプ道具と燃料が統一できる
冬キャンプなどで石油ストーブを使用する際や、オイルランタンを使用する際に燃料が統一できるため便利です。
冬キャンプはただでさえ荷物が多いので、燃料が灯油で統一できるのは嬉しいですね。
我が家ではサブランタンにデイツのオイルランタンも使用。
こちらも燃料はケロシンで、暖かみのある炎がキャンプに色を添えてくれます。
デイツのオイルランタンのはこちらの記事で紹介しています。
コールマン639Cは評判が良い
コールマン639Cは、口コミでもかなり評判が高いです。
・着火は面倒とは感じない。むしろ楽しい。
・暖かい色と音が最高。
・ペトロマックスよりも扱いが簡単で良い。
・燃料が安いうえに明るい。
・大きくて可愛い。
確かにオブジェにしたいくらい所有欲を満たしてくれます。
しかも燃料代を気にせずにガンガン使えるのは嬉しいですね。
コールマンのケロシンランタン639Cは初心者にもおすすめのランタンです。
コールマンのケロシンランタン639Cのデメリット
- 手に入るのは並行輸入品のみ
- 着火までの工程が多い(時間がかかる)
- 炎上することがある
- メンテナンスが必要
- 灯油の臭いがする
手に入るのは並行輸入品のみ
コールマンのケロシンランタン639Cはコールマンジャパンでは販売されていません。
そのため、手に入るのは並行輸入品のみです。
正規代理店以外の第三者が独自で輸入する行為。
Amazonや楽天など、大手のネットショップで販売されていますが、コールマンジャパンが販売している物ではないので、保証やアフターサービスを受けることができません。
ただ昨今では、マントルやジェネレーター、ポンプカップなどの消耗品はネットショップで購入することができるので、私は問題ないと感じています。
着火までの工程が多い(時間がかかる)
コールマンのケロシンランタン639Cは着火する際に、
- アルコールでプレヒートが必要
- ポンピングが必要
- マッチで着火
工程が多いので着火までに時間(5分程度)がかかります。
また、着火する際に少量の燃料用アルコールが必要で、別途用意する必要があります。
燃料用アルコールは薬局などで販売されています。
アルコールに着火する際に、ライターが隙間に入らないためマッチで着火する必要があります。
工程が多くて面倒ですが、そもそもキャンプなんて面倒なことを楽しむものです。
プレヒートから着火までの工程を楽しむキャンパーも多いくらいです。
炎上することがある
ケロシンは気化しにくいため、着火する際にジェネレーターという部分(燃料の通り道)をアルコールで温めなければなりません。
この工程をプレヒートと言いますが、このプレヒートがきちんとできていないと、気化していないケロシン(灯油)がそのまま流れ出て炎上します。
※爆発はしません。
最初は慎重に着火するのですが、慣れてくると油断してしまいます。
私も一度炎上したことがありますが、燃料コックを閉めてしばらくすると納まりました。
小さい子供がいる家庭では、その危険性から燃料ランタンよりもLEDランタンが人気ですが、我が家は子供が小さい頃からこのケロシンランタンを使用しています。
キャンプは子供にとって火は危険な物と学習してもらう良い機会だと思っています。
手の届かない所に置いておく。
ランタンには近づけさせない(着火時は特に!)など、ランタンを扱う親がしっかりと管理していれば、そうそう事故は起こりません。
ランタンスタンドの三脚に足を引っかけると倒れて危ないです。
木に吊るす。離れたテーブルに置くなど工夫も必要です。
メンテナンスが必要
ガソリンランタンやケロシンランタンは何十年と長く使用できますが、メンテナンスも必要になります。
コールマンのケロシンランタン639Cのメンテナンスは、
- ジェネレーターの清掃・交換
- ポンプカップの交換・オイル注入
長年使用していると、炎が弱くなったり安定しなくなります。
そのような時は、ジェネレーター(燃料の通り道)がススで汚れている場合がほとんどで、清掃や交換をすることで改善します。
※ジェネレーターの交換は後述しています。
またポンプカップのパッキンはゴムでできているため、劣化するとポンピングしても圧がかからなくなります。
ポンプカップにリュブリカントオイルを差すことで劣化を防ぐことができますが、改善しない時は交換が必要です。
灯油の臭いがする
ケロシンのデメリットといえば臭いです。
石油ストーブを使用した時の臭いがします。
燃料補充の際も手に付くと臭いです。
コールマンのケロシンランタン639Cのオプションパーツ
コールマンのケロシンランタン639に使用可能なオプションパーツを紹介します。
コールマン639C用ランタンケース
コールマンのケロシンランタン639Cはランタンケースが付いていません。
私の場合、最初はケース無しで使用していましたが、車載する際に気を使います。
やはりランタンケースは必要と感じました。
おすすめは「コールマンパワーハウスツーマントルランタン収納ケース」です。
コールマン639Cがジャストフィットする上に、着火に必要なアルコール容器も同時に収納できます。
ハードケースなので安心して保管でき、口コミでも評判が高いです。
・コールマン639Cにジャストサイズ
・ハードケースで安心
・アルコール容器も入る
ただ、収納ケースの割に高価なのがデメリットですね。
ランタンケースに高いお金を出したくない方は、自作するという手もあります。
私はランタンケースを自作してみました↓
その他「ランタン會、八号帆布ランタンケース40(BIG)」もおすすめです。
私はこちらを購入しました。
使い込むほど味わいが出る帆布で、色も数種類から選べます。
所有欲を満たしてくれる収納ケースです。
サイズは40(BIG)が適合し、アルコール容器なども同時に収納する余裕があります。
分厚い生地でできており、ホヤが干渉する部分と底の部分にはクッション材が入っています。
こちらの商品も口コミで評判が高いですね。
・とにかくカッコイイ
・所有欲を満たしてくれる
・持ち運びしやすい
・長く使えそう
デメリットは、ソフトケースなので強い衝撃でホヤが割れてしまう可能性があること、やや高価なことです。
ネット通販大手のナチュラムでは、色によってお買い得に販売されているのでチェックしてみて下さい。
コールマンベンチレーターリフレクター
とても明るいコールマン639Cですが、卓上で使用する場合や、足元を照らしたい場合にはリフレクターがあると便利です。
上方に逃げてしまう光を足元へ反射させてくれるオプションです。
我が家でも食事の時など、コールマン639Cを卓上で使用する場合には、確かにまぶしいと感じており、購入検討中です。
デメリットは、コールマンベンチレーターリフレクターは639C用ではないため、ジャストフィットさせるには少し加工が必要なことです。
そのまま使用されている方もおられるようです。
あと、作りの割に価格が高いことも購入を躊躇してしまいます。
コールマンのケロシンランタン639Cの使い方
コールマンのケロシンランタン639Cの着火までの流れを紹介します。
- マントルを付けて空焼きをする
- 燃料のケロシンを入れる
- ポンピングをする
- プレヒートをする
- ランタンを着火
マントルを付けて空焼きをする
燃料ランタン共通のマントルの空焼きです。
コールマンのケロシンランタン639Cは11型(純正)を使用します。
11型はかなり大きいです。
マントルを付けてライターで空焼きしてもよいですが、ケロシンランタン639Cは、プレヒートを行いながらマントルの空焼きができます。
慣れればこの方が早くて効率的ですね。
アルコールの炎がマントルも同時に焼いてくれます。
燃料のケロシンを入れる
燃料のケロシンを入れます。
私は100均のポリタンクとじょうごを使用しています。
燃料は約1000ml入りますが、満タンの目印などはありません。
じょうごを抜いて目視する必要があります。
燃料を入れすぎるとポンピングした時に漏れ出てくるので注意が必要です。
ポンピングする
ポンピングレバーを左に回してオーブンにし、親指で穴を塞いで約30回ポンピングします。
徐々に容器の内圧が高まっていき、ポンピングが硬くなってきたら完了です。
私は時間短縮のために、プレヒートを行いながらポンピングをしています。
プレヒートをする
次にプレヒートを行います。
アルコールを注ぐ
付属のアルコール容器にアルコールを入れ、ジェネレーター横のカップが満タンになるまで注ぎます。
アルコールを注ぐ時はマントルに触れないように注意しましょう。
満タンまで入れないとプレヒートが不十分になりますし、アルコールに着火もしにくいです。
プレヒート用の燃料用アルコールは、キャンプの頻度にもよりますが一本あれば数年持ちます。
アルコールに着火する
下の穴からマッチを入れてアルコールに火を付けます。
穴が小さいのでライターは入りません。
ジェネレーター(燃料の通り道)がアルコールによって温められて、ケロシンが気化します。
自己責任ですが、アルコールが無い場合、パイプ部分をバーナーで炙ってプレヒートをする人もいるようです。
ランタンを着火
器の中のアルコールが無くなってきたらプレヒート終了です。
アルコールの火が消えてしまう前に、レバーを全開にしてアルコールの火で着火します。
ケロシンランタンはススが詰まらないよう、基本的に全開で使用します。
「コォーッ」という音とともに着火しました。
難しく感じますが、手順通りに行えば失敗なく着火できます。
燃料の量にもよりますが、数時間つけていると、タンク内の圧が弱まってきて、暗くなってきます。
その際はもう一度ポンピングします。
ケロシンランタン639Cのメンテナンスのやり方
続いてはケロシンランタン639Cのポンプカップの交換、ジェネレーターの交換、清掃を紹介します。
ポンプカップのメンテナンス
通常ポンピングは30回程度すると完了しますが、ポンプカップからエア漏れしていると、いつまで経っても硬くなりません。
そのような場合は、まずポンプカップにオイルを差すと戻ります。
コールマン純正のリュブリカントオイルが販売されていますが、節約のため今回は100均のシリコンスプレーを注入します。
ポンプカップのオイル注入口にシリコンスプレーを注入します。
私的には、劣化したゴムパッキンにオイルを補充するだけなのでこれで十分です。
※自己責任でお願いします。
それでも改善しない場合は、ポンプカップのゴムと交換します。
ケロシンランタン639Cのジェネレーターの清掃と交換
私のケロシンランタン639Cですが、5年程使用して最近明るさが弱まってきたのでジェネレーターを清掃しました。
一応、予備のジェネレーターも購入しましたが、値段もそこそこするので、できれば清掃で済ませたい所です。
ケロシンランタン639Cの構造は簡単で、中央の11㎜のボルトで留めてあるだけです。
11㎜のボルトを外すとジェネレーターのボルトが見えます。
ジェネレーターボルトは13㎜です。
日本では使用頻度の少ない11㎜と13㎜の規格なので、所有していない場合は購入する必要があります。
ジェネレーターを取り外すと、真っ黒になったニードルとスプリングが出てきました。
今回は、ダイソーで購入したワイヤーブラシで清掃します。
スプリングはステンレス製のワイヤーブラシでこすると早いです。
ニードルは紙やすりでこすりました。
そこそこ綺麗になったので、元に戻して着火してみます。
中央の11㎜のボルトとジェネレーターの13㎜のボルトのネジ締めが緩いと、燃料が漏れてくるのでしっかりと締めてください。
問題なく着火。
新品のジェネレーターを使うことなく明るさが戻りました。
新品は予備として置いときます。
最後までお読み頂きありがとうございます。
他にもアウトドアに関する記事を書いていますので、合わせて読んで頂けると嬉しいです。
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