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新築の注文住宅。地元の工務店で建てた我が家をブログで紹介。

我が家の生活術

普通の年収のサラリーマンが、

2013年に夢のマイホームを購入しました。

敷地面積263㎡、延床面積112㎡、坪単価51万円

3LDK+書斎付き。

駐車場2台、家庭菜園のできる庭付きですが、総額3000万円の格安注文住宅です。

今回はそんな我が家の紹介をしたいと思います。

 

貧乏な我が家でも夢のマイホームが欲しい。

そう思ってから住宅展示場など見学に行き、豪華な家を見ては夢を膨らませていました。

けれど、現実はそんなには甘くなかったです。

私の年収では到底、大手ハウスメーカーで家を建てることなどできませんでした。

 

私が選んだのは地元のローカルな工務店。

年間100棟にも程遠い工務店です。

しかも立地は都会から少し離れた準田舎(じゅんいなか)。

 

2021年現在で入居して8年目になりますが、

そんな地元のローカル工務店、田舎でも今では選んで良かったと思っています。

この記事で分かること
・我が家の購入費用
・我が家のこだわり
・節約した所
・田舎を選んだ理由
・ローカル工務店を選んだ理由
尚、この記事に関して、株式会社AlbaLinkの河田憲二氏から監修者としてアドバイスをいただいております。
河田憲二氏の顔写真監修者:河田憲二株式会社AlbaLink 代表取締役)
大学在学中に創業したwebマーケティング事業を売却し、その資金で株式会社AlbaLinkを創業する。同社は空き家の売却再建築不可物件の売却を専門とする不動産業者。また、同社が運営しているサービスサイトである「訳あり物件買取プロ」の運営責任者も務めています。同社は東京証券取引所の東京プロマーケット市場に上場している(証券コード:5537
 
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購入費用の内訳

購入費用の簡単な内訳です。

土地   900万円
建物   1800万円
外構   170万円
その他  130万円
合計   3000万円

土地の価格、建物の価格共にとても安いです。

理由は簡単です。

土地が安いのは田舎を選んだから。

建物が安いのはローカル工務店を選んだからです。

 

外構費用も土地面積に比べるとかなり安いです。

外構費用が安いのは、芝生やウッドデッキ、造園などはすべてDIYだからです。

DIYの紹介記事はこちらです↓

新築でもDIYで節約。我が家の家具と外構をブログで紹介。
我が家は2013年に念願のマイホームを購入。なるべく費用を節約するために、可能な限り家具と外構をDIYしました。昨今、ホームセンターやネット通販で様々な商品が販売されており、DIY初心者でもそこそこ満足のいく家具や外構ができたと思います。完璧を求める人には不向きです。

 

我が家の住宅ローン事情も別記事で紹介しています↓

住宅ローンの繰り上げ返済は不要?我が家のローンをブログで紹介。
我が家の住宅ローンの借入額や返済事情、今後の返済計画について紹介しています。結論としては、住宅ローン減税がある内は繰り上げ返済は不要と考えています。住宅ローン減税が無くなってからも、資産運用の利回りが金利以上であるなら繰り上げ返済不要と考えています。

 

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我が家のこだわった所

格安の注文住宅で、ほとんどが標準装備のままの使用ですが、

こだわったところもあります。

少しこだわるだけでも豪華に見えます。

家の間取りで節約

3LDKの我が家の一階部分の設計図です。
(写真はクリックで拡大、ズームできます。)

見て下さい。

真四角です。

廊下などもなく、無駄のない作りとなっています。

 

角が多いとその分だけ柱や外壁も多くなり、費用が高くつきます。

廊下があるとその分、部屋が狭くなります。

 

一階部分は14畳のリビングと3畳の和室スペース。

キッチンと2畳のパントリー、トイレやお風呂などの水回りになっています。

梁出しで天井を2740㎜まで高くしています。

 

2階部分は寝室と子供部屋2室、書斎があります。

外壁はぬり壁

カントリーな家にしたかった為、外壁はぬりかべにしました。
(オプションです。)

ひび割れしない塗り壁です。

左官職人に手作業で塗って頂きました。

余った塗料はまだ家に置いてあります。

屋根は西洋瓦

オシャレと耐久性を兼ね備えた洋風瓦を選択しまいた。
(オプションでした。)

屋根が重いため、耐震等級3を得るために柱は筋交いだらけになりました。

ステンドグラス入りのドア

リビングの入り口にはステンドグラス入りのドアを付けました。

玄関照明はオシャレなインテリアショップで購入しました。

ウォールナットの無垢材

リビングの床は憧れのウォールナットの無垢材を使用しました。

落ち着いた感じで、素足での踏み心地も最高です。

床暖房は入れていません。

 

合わせてウールのカーペットを購入しました。お子様がいる家庭には是非↓

ウールカーペットを9年間使ってみて感じたメリットとデメリット。
ウールのカーペットのメリット、デメリットを分かりやすく紹介しています。オシャレなウールのカーペットですが、様々なメリットがあります。調湿機能がありダニが付きにくく、夏場でも涼しく使用できます。その他、ハウスダストも吸着してくれるので、小さな子供がいる家庭におすすめです。

 

カウンターキッチン

本当はアイランドキッチンが良かったのですが、

値段が高かったことと、

換気扇からはみ出た煙が部屋に充満するのでやめました。

照明器具で頑張る

家にお金がかかっていない分、照明などのインテリアで頑張りました。

キッチン照明やトイレ、階段などの照明にもこだわりました。

照明器具のほとんどをネットで注文しました。

屋外の照明器具は工務店さんに無料で取り付けてもらえましたよ。

外構はDIYで節約した

芝生やタイル、造園、ウッドデッキなどはDIYで少しずつ頑張りました。

仕上がりはプロには叶いませんが、数カ月もすれば見慣れてきます。
多少失敗しても何とかなることが分かりました。
ウッドデッキの制作費用は約7万円でした。
 
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準田舎(じゅんいなか)を選んだ理由

私は大阪府出身で、大阪市内から離れた田舎で暮らしていました。

田舎と言ってもバブル全盛期に建てられたニュータウンで、駅からもそう遠くはなく、下水道や都市ガス、スーパーマーケットなどの設備はしっかり整っていました。

この田舎のことを私は勝手に準田舎(じゅんいなか)と呼んでいます。

 

社会人になってから、都会で独り暮らしも経験しましたが、

マイホームを建てるならやはり準田舎が良いと思いました。

 

住み慣れた土地というのもありますが、私の選んだ準田舎には沢山のメリットがあるのです。

河田憲二氏の顔写真
株式会社AlbaLink 
河田憲二氏のコメント

ライフスタイルに合わせて、都心から離れた場所で安い土地をうまく活用する方は、実は意外と多いのです。
マイホームを建てるも良し、別荘として使うも良し。
はたまた、土地と中古の建物をセットで購入し、DIYなどを施し賃貸や民泊にしたりと、ニュータウンの土地は様々な使い道があるので、色々調べてみると面白いかもしれません。

 

土地が安い

なんといっても土地が安いです。

田舎に行けば行くほど安いですが、準田舎でも十分安いです。

過疎化が進んでいることもあり、土地の価格が下落しています。

 

私が購入した土地は、

263㎡(79坪)、東向きの角地で、

価格は900万円でした。

坪単価約11万円です。

 

土地の図面になります。(クリックで拡大できます。)

私の購入した土地より徒歩10分程度、駅より離れると更に価格が下がっていました。

逆に徒歩10分程度、駅に近づくと価格が数百万円上がっていました。

土地が広い

私の選んだニュータウンは、バブル全盛期には1億円近い相場だったということもあり、

駐車場2台、家庭菜園、庭でバドミントンができる程の広さです。

第一種低層、建ぺい率50%です。

一戸建てばかりで周囲に高い建物はなく、

隣との境界もそれぞれ1m以上取っているので、最低でも2mの間隔があります。

子育てに最適

空気も綺麗で広々としており、芝生を敷いた庭では裸足で走り回ることができます。

隣との境界が離れているので、多少の騒音は気にしなくてよいです。

庭でハンモックに揺られたり、バーベキューをしたりもできます。

徒歩5分でカブト虫も採れたりしますよ。

村のしがらみがない

田舎ではその村独特のルールがあったり、ご近所付き合いが面倒だったりします。

 

私の選んだ準田舎の場合、ニュータウンなので自治会等はありますが、お祭りや行事、ご近所付き合い等にも深く関わらなくても良いです。

 

転居してきても、よそ者扱いされることもあまりないと思います。

都会までそれ程遠くない

我が家から最寄り駅までは自転車で15分と少し距離がありますが、最寄り駅から大阪市の都心まで電車で約35分です。

 

通勤時間としては許容範囲ではないでしょうか?

 

我が家のライフスタイルではほとんど都心に出ることがないので、全く問題のない範囲です。

市から補助金がでる

過疎化が進む市や村では、移住してくる家族に補助金を出していることがあります。

私が住む町でも新婚カップルの移住、住宅の購入に対して60万円程度の補助が出ていました。

皆様も住宅を購入する際には、市のホームページ等で調べてみて下さいね。

準田舎のデメリット

もちろん良いことばかりではありません。

  1. 都心まで遠い。
  2. 通勤に時間がかかる。
  3. 山に近いので坂道が多い。
  4. 市街地に比べて気温が低い。
  5. 徒歩では駅やスーパーまで遠い。
  6. 老後が不安。
  7. 実家から遠い。

等々、色々な問題があります。

昨今ではリモートワークも進んで、あえて都心に住む必要もなくなりました。

上記のデメリットが解決できれば間違いなく準田舎をオススメします。

 

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地元のローカル工務店を選んだ理由

冒頭でも触れましたが、私の年収では大手のハウスメーカーで家を建てることができませんでした。

値段が高すぎます。

CMや豪華な住宅展示場、それを紹介する人件費などはすべて住宅購入者が負担しているのです。

地元のローカル工務店は値段が安い

ローカル工務店を選択した一番のメリットです。

住宅展示場もなければ派手なCMもしていません。

地元密着でコツコツと家を建てている。

そんな工務店は価格が非常に良心的でした。

延床面積110㎡。

小さい家ですがオプション費用込みで約1800万円でした。

坪単価は約51万円です。

地元のローカル工務店は信用できる

大手ハウスメーカーに比べて小さな工務店は信用できないのでは?

と思うかもしれません。

欠陥住宅だったらどうしよう?

何かあった時の対応が悪かったらどうしよう?

 

実際私もそう思いましたが、工務店の方も信用を得ようと努力していることが伝わりました。

私が選んだのは中規模の工務店だったため、

モデルハウスは工務店の敷地内にあって説明もしっかりしていましたし、

見学会なども常時行っていたのでとても参考になりました。

一級建築士さんや二級建築士さんも数名いました。

お金の面もFPさんがしっかりとサポートしてくれました。

 

着工してからも常に見学はできましたし、現場監督や大工さんとも直接話ができました。

第三者機関の調査も定期的にありました。

 

そもそも地元密着の工務店が地元で欠陥住宅を建てたら会社の存続に関わりますよね。

 

地元のローカル工務店は融通が利く

大手ハウスメーカーでも融通は利くかもしれませんが、

大工さんに造作を頼んだり、

ネットで頼んだ照明器具を取り付けてもらったり、

何かと話しを聞いてくれます。

 

何年か後に壁を傷つけてしまった際も、すぐに駆け付けてくれました。

良心的なファイナンシャルプランナーがいた。

色々なハウスメーカーで相見積もりを取って沢山のFPさんや銀行員の話も聞きましたが、

ハウスメーカーや銀行員によって勧めてくるローン返済計画は全然違いました。

 

住宅ローンは金利のタイプや返済のやり方、返済期間など様々あります。

ある時はフラット35を勧められ、ある時は最初10年は固定金利を勧められ。

もはや誰を信じていいのかさっぱり分かりませんでした。

 

そんな中、地元のローカル工務店には後ろにスポンサーのいない、

フリーのFPさんがおりアドバイスをしてくれました。

我が家の住宅ローン事情はこちら↓

住宅ローンの繰り上げ返済は不要?我が家のローンをブログで紹介。
我が家の住宅ローンの借入額や返済事情、今後の返済計画について紹介しています。結論としては、住宅ローン減税がある内は繰り上げ返済は不要と考えています。住宅ローン減税が無くなってからも、資産運用の利回りが金利以上であるなら繰り上げ返済不要と考えています。

 

地元のローカル工務店のデメリット

  1. 信じれるかどうかの判断が難しい
  2. モデルハウスが無い、少ない
  3. 設計士、建築士が委託
  4. FPさんがいないor委託
  5. カタログや資料がしょぼい

私が選んだ地元の工務店は地域ではそこそこ有名な工務店さんだったので、

上記の問題はほとんどありませんでした。

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最後に伝えたいこと

大手ハウスメーカーで家を建てることはできませんでしたが、

7年間住んでみた感想は、工務店でも十分満足できる家でした。

コンセントの位置などの細かな問題点はありますが、今の所大きな不満はありません。

 

高額な家 = 良い家

ではありません。

無理をして住宅ローンを組まず、

自分たちが満足できる家ならそれで良いと思います。

 

最後に、家を購入すると金銭感覚麻痺するので、高額商品の買いすぎに注意してください。

我が家は高額なソファーを買ってしまって後悔しています。

当たり前ですが、まだ小さかった子供達にチョコレートやマジックペンなどで汚されましたよ。

 

以上、マイホーム購入を考えている方の参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

質問、コメントお気軽にどうぞ