今回は革のカメラストラップの作り方を紹介します。
メルカリやネットショップをこまめにチェックし、格安でオリンパスのミラーレス一眼P3を入手しましたので、自分の手に合うストラップを自作してみました。
初心者のため、道具などは全く無いのですべて購入です。
ストラップの特徴と完成写真
- 簡単に作成するために、革紐を購入しました。こだわる方は、本革の端切れから作成されてもよいですね。
- アジャスターはよくカメラに接触する部分なので、金属性ではなくプラスチック製を選択しました。(金属製の方がおしゃれなのですが)
- ミラーレス一眼の長所、携帯性を損なわないよう細めのスウェードを使用しました。
- 自分の手の大きさに合わせて長さを調整しました。
用意する道具
手芸ショップ、100円ショップで購入しましたが、ネットショップの方が安く販売されています。
①ステッチ入り本革コード(スウェード)幅1㎝ 長さ60㎝ 520円
様々な本革コードが販売されていますが、手に馴染むように柔らかいスウェードを選択しました。ミラーレスなので強度的にも十分です。
②アジャスター10mm 118円
ストラップが外れないように止めるための物です。
③両面カシメ中 176円
革同士を接続するための物です。様々な色が販売されています。
④カシメ打ち中 330円
カシメを打つ時に頭が潰れないようにするための物です。
⑤穴あけポンチ4mm 110円
カシメを通す穴をあけるための道具です。100均です。
合計1254円
今回は専用のウッドハンマーと台座の代わりに、普通のハンマー、木の破片と柔らかいゴムを使用しました。
作成手順
ポンチで穴を空ける
本革コードを二つ折りにして、自分の手が程よく通る位置にマジックで印を付けます。
二つ折りにした状態で印をつけた所にポンチで穴を空けます。
一ヵ所だけでは接合が心もとないので程よい間隔をとって二ヵ所に穴を空けます。
スペーサーに穴を空けて挟む
今回の本革コードは厚みがあまりない為、カシメを打つ前にスペーサーを挟みます。
カシメを打つ際に革の厚みがない場合、そのまま打つとカシメの足が曲がってしまいます。カシメを通した際に、足の窪みより下が1.5mm程度になるようスペーサーを挟みます。
今回は余った本革コードを切って穴を空けて挟みました。
本革コードを二枚を挟んでカシメを打った状態です。
もう一ヵ所も同じように挟みます。
カシメを打つ
スペーサーを挟んでカシメを打ちます。
今回はカシメの台座が無いため、柔らかいゴムを下に敷いて代用します。
カシメ打ちを頭にあてて上からハンマーで叩いて止めます。
カシメ打ちの台座が無かったため、下の方の頭が少し潰れてしまいました。
やはり台座はあった方が良いですね。
アジャスターを取り付けて完成
カメラの金具にストラップを通してアジャスターを取り付け、長さを調整して完成です。
今回は二ヵ所にアジャスターを付けて、余ったコードがブラブラしないようにしました。
まとめ
②製作コストは1254円
ハンマーと台座は代用したが、カシメの台座は無いとカシメの頭が潰れてしまう。
③製作時間は約45分
安価で手軽に作成できるのでおすすめです。
自分好みにアレンジしてみてはどうでしょうか?
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